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222 夢主sideーお迎え編ー ページ29











「1日2錠。飲み忘れないこと」

『はい』

「2週に一度。最低月に1度はカウンセリングにくること」

『はい』

「調子が崩れたらすぐ相談すること」

『はい』




「それから・・・」


『先生。いい加減くどいです』











昨日は一日だけ入院し

ほぼ無理やりながらも何とか許可を得て退院



長々しい先生の説明を聞き流しながら


今日はなにしようかなぁ


なんて考えながら帰りの迎えを待っていた





約束時間の10分前

普段の葉月さんならもう着いてるのに


不思議に思いながらスマホをいじってれば


届いた新着メッセージ







マネージャー急用が出来たので迎えは別の方に頼みました。
マネージャー絶対安静。大人しくしていること。









『あれま』








わざわざ手配してくれたのかな・・・?

別に自宅に帰るくらいタクシーでいいのに



そう思いながらさらに待つこと3分

開いた扉から現れた人物に思わず目を見張った









『涼太・・・君・・・・・・?』


片寄「ごめん、お待たせ」


『え、全然待ってないです。』









ていう呼んだ覚えないです



明らかなる疑問や不満が顔から漏れていたのか

悲しそうな顔をした涼太君が口を開く









片寄「葉月さんから自宅まで届けるように頼まれて」


『何故?』


片寄「さぁ?仲良いからじゃない?」









代理を呼んでもらった身で言うのはあれですが



ミスチョイスですよ、これは





ていうか普通こういうのって

事務所の人間が送るものだよね?



なんでアーティストさんに頼んでるの


先輩だし。なるなら事務所ちがうし

色々問題ありなんですが。





と、そこまで考えた所で

既にAKIRAさんを巻き込んでいることに気づく






とはいえ片寄さんは

この前の件があって距離置いてたから気まづい









『私、全然一人で帰れるよ』


片寄「折角ここまで来たんだけどなぁ」









必死に涼太君を帰そうと考えるも

そう反論されてはわざわざご足労頂いた身としては申し訳ない









片寄「タクシー呼んであるから行こ」









渋々ながらも涼太君にひかれ

先生に挨拶して病室をあとにした私達









片寄「ご飯でも食べてく?」









やっぱりこれはミスチョイスかと思われます

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設定タグ:GENERATIONS , 片寄涼太 , 登坂広臣、岩田剛典   
作品ジャンル:恋愛
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のあ(プロフ) - お願いします! (2020年4月19日 8時) (レス) id: 72cecb752f (このIDを非表示/違反報告)
Lin(プロフ) - のあさん» コメントありがとうございます^^ 少しでも読者の皆さんのご期待に添えるよう頑張りますので、今後ともよろしくお願いします! (2020年4月19日 1時) (レス) id: 7cab0ad2aa (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - こんにちは!いつもみてます!続き楽しみにしてます! (2020年4月18日 15時) (レス) id: 72cecb752f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Lin | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2020年4月1日 6時

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