２２０ 夢主side ページ27
→
『ところで･･･』
と、話を戻して見つめるのは葉月さん
｢何かあれば直ぐに話す｣
先生はそう言っていたし、恐らく全て聞いたんだろう
気づかなかった自分を責めてる
そんな様子の葉月さんには納得がいかない
『私、結構演技上手かったですか？』
AKIRA｢おまっ･･･。｣
『はい！AKIRAさんはシー！』
AKIRA｢･･････。｣
今、私が質問してるのは葉月さんであって
そもそも何故ここにいるのかすら、分かっていないAKIRAさんには答えてもらわなくて結構
マネ｢えぇ、とっても
マネージャーとして情けなくなるほどに｣
『一緒ですね』
マネ｢え？｣
話の繋がりの見えない私に
心底不思議そうな顔を見せる葉月さん
『私、抗不安薬の数値が下がってく度にすごく悔しくて
薬に頼ってしまう自分がすごく情けなかったんです』
マネ｢それとこれとは･･･。｣
『一緒です。どっちも同じ感情です』
ただ、気づかれたくないと思う私の心が上回っただけで
葉月さんにはなんの落ち度もない
『でも私、負けず嫌いなんで
数値をあげていって、いずれは必ずやめてみせます
現状維持。
いや、もっと高みを目指して
鋼みたいに心を強くしてくんです
私、もっともっと成長します
全国で私の顔を知らないって人がいないくらい有名になります
その為には葉月さんにたくさん迷惑をかけなきゃだし
きっと休みもなくなって、散々かもしれないけど
それでも着いてきて欲しいです
ダメ･･･ですかね？』
椅子に座って同じ目線の葉月さんに訴えれば
若干潤んだ目が優しく笑って
マネ｢バカね。貴方のその可愛いお顔で頼まれて断れる人なんてそうそういないわよ｣
葉月さんらしい返答に私も思わず笑ってしまった
『あ、じゃあ今から仕事復帰でお願いします』
「「はい？？」」
昼過ぎ？かな
もう半日も潰れちゃったけど
きっと今からでも遅くはない
AKIRA｢アホかお前は！！！」
『いや、もう元気だし･･･。』
マネ｢今日から3日間は絶対安静
勝手なことしたら1週間仕事なしにするわよ｣
『いや、せめて1日で！』
マネ｢だめ｣
『そこをなんとかお願いしまっす！！！』
必殺キラキラお目目で見つめれば
マネ｢せめて2日。｣
そういう所とても好きです♡
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 346人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「芸能人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
のあ(プロフ) - お願いします！ (2020年4月19日 8時) (
レス) id: 72cecb752f (このIDを非表示/違反報告)
Lin(プロフ) - のあさん» コメントありがとうございます^^ 少しでも読者の皆さんのご期待に添えるよう頑張りますので、今後ともよろしくお願いします！ (2020年4月19日 1時) (レス) id: 7cab0ad2aa (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - こんにちは！いつもみてます！続き楽しみにしてます！ (2020年4月18日 15時) (レス) id: 72cecb752f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
