２２８ 夢主side ページ35
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片寄｢変なこと？｣
『チャラ寄』
片寄｢それ、流行らせようとしないでよ｣
『チャラ寄はタチが悪い』
片寄｢なんやねん(笑)
もしかしてA･･････、照れてる？｣
『･･････！？』
片寄｢かわいい｣
『うるさい』
片寄｢ほんま、めちゃくちゃ可愛いよ｣
『嬉しくないもん』
片寄｢一瞬こっち向いてや｣
『やだ』
片寄｢ねー、お願い｣
『･･････』
もうこれ以上答えてやるもんか
そんな思いで静かにだまり込めば
突然横から伸びてきた手に頭を掴まれて
グインっと首を回転させられた
『･･････！』
突然のことに為す術もなく
視線が絡み合う私の頬はまだ紅いまま
『･･････〜〜ｯ！』
あまりの恥ずかしさに顔を背けようとしたら
先に交わる視線を遮断したのは彼の方
片寄｢･･･普通に可愛すぎるんだけど」
『なっ･･･、』
片寄｢マジで。｣
そう言ったっきり手も離して
完全に拘束の外れた私はマヌケズラに違いない
片寄｢Aちゃん
なんとも思ってない男にああいう顔は良くないよ｣
『涼太君が急に掴むからビックリして』
片寄｢びっくりすると顔が紅くなるの？｣
『それは』
片寄｢それは？｣
『相手が涼太くんだったから』
誰にでもこうなるわけないじゃん
意識してるからこそなっちゃうんだよ･･･。
片寄｢無自覚って恐ろしい｣
『･･･？』
片寄｢なんでもない。｣
この数分間で若干やつれた？ような気もする涼太君
しかしながらスッキリした要素も垣間見えて
片寄｢意地悪してごめんね
今日は体調良くないみたいだし大人しく帰るよ
だからあんまり避けないで？｣
『････････････』
片寄｢返事は？｣
『まる』
片寄｢微妙な返答やな
まぁ、今はそれでいいや
ちゃんと休むんやで｣
素直になったことで見えてきた本音
もう少し話していたい･･･。
なんて気持ちは流石に傲慢すぎるから
タクシーを降りて手を振る
振り返してくれたその笑顔があまりにも優しくて
胸がほわーんって。暖かくなったんだ
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のあ(プロフ) - お願いします！ (2020年4月19日 8時) (
レス) id: 72cecb752f (このIDを非表示/違反報告)
Lin(プロフ) - のあさん» コメントありがとうございます^^ 少しでも読者の皆さんのご期待に添えるよう頑張りますので、今後ともよろしくお願いします！ (2020年4月19日 1時) (レス) id: 7cab0ad2aa (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - こんにちは！いつもみてます！続き楽しみにしてます！ (2020年4月18日 15時) (レス) id: 72cecb752f (このIDを非表示/違反報告)
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