笑っていて欲しくて。２ーRyota.kー

９２ 夢主sideー口論編ー ページ45

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『わざわざごめんなさい』









本日第二のごめんなさいは


明らかに私の失態だというのに

朝早くから迎えに来てくれた葉月さんに対して









マネ｢睡眠欲は誰でも持ってるものだもの。いいのよ｣


『うううう

そうやって甘やかされる度に私はどんどんダメ人間になっていく』


マネ｢じゃあ厳しくしましょうか？｣


『あんまり好きくないけどお願いします』









人に怒られる経験があまりないから

一気に言われると結構くるけれど


しっかりとした大人になる為には致し方ない



ぎゅっと服の袖つかんで

覚悟を決めて運転席の葉月さんをミラー越しに見つめる










マネ｢ふふっ、別にそんな不安そうな顔しなくても怒ったりしないわよ｣


『でも･･･！』


マネ｢人と接することが苦手だったAちゃんが

自ら親交を深めようとしている


その成果を考えたらこのくらい何ともないわ



片寄さんだから安心感もあるし

まぁ、あまりにもいきすぎるとアレだけどね｣


『はい、気をつけます』


マネ｢だからかしこまらなくていいのにって(笑)｣









笑って流してくれた葉月さん

本当に天使ですか。大好きです。









マネ｢じゃあまた二時間後にね」

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