松下村塾の三人妹がいるようです

十一話 ページ22

兄たちを起こすため三人の部屋に着くと、


『銀兄〜晋兄〜小太兄〜？』


起きてる？と言いながら襖を開けると、いつものように布団を蹴散らし、晋兄を押し潰しながら寝る銀兄と、苦しそうに眉をひそめる晋兄、
そして、静かに寝ている小太兄が…



前言撤回、銀兄に押し潰されて寝返った晋兄に小太兄殴られてたわ、、、



やばい天使だ、天使がいる！可愛((殴←『黙れ消えろショタコン』
0(:3 _ )〜




『こうして寝てれば大人しいのになぁ』

そんなことを呟きながら、銀兄の枕元にしゃがむともじゃもじゃした銀髪を撫ぜる
綿あめみたいw




『さて…銀兄！晋兄！小太兄！！

朝だよ起きて！！バッ！』



障子を全開に開けて三人の布団をテーブルクロス引きの要領で引っ張ると



銀「痛ってぇ！！(ゴン！」


銀兄は布団を下にしていたので一回転しながらい頭をぶつけ


晋「ｚｚZ……痛っ！」


なんと、晋兄は布団にくっついたまま引っ張られ、落下



桂「…ん、朝か…

ふぁ〜、亜夜おはよう！」


と天使の笑g((殴
ｹﾞﾌﾝｹﾞﾝ....いつも通りいたって普通の普通の！挨拶をした



『小太兄おはよう！

ほら！銀兄も晋兄も早く起きて！じゃないと

松陽先生がおひたし全部食べちゃうよ！』


おかずが全部無くなる！と叫ぶと、晋兄は


高「痛たたっ、おい亜夜！

起こすならもう少し丁寧に起こせよ！」


『だってまさか布団にくっついてくるなんて

思わなかったんだもん〜』


高「お前がゴリr『なんか言った？さっさと起

きろ低杉昼飯の材料にされてぇのか？あ？』


高「すいませんでしたぁ！！」


ノーカットでまくしたてられてとっさに謝る高杉は、低杉と呼ばれたのにすら気づかなかったという。


「「俺たち完全に空気だな…」」



その後急いで着替え、朝食に向かったがおひたしは既に松陽先生によって半分近く食べられていたそうです。



銀「そうです。じゃねぇよ！！

テメ松陽なに先に食ってんだよ！」


松「君たちがいつまでたっても起きてこないの
で、お腹が空いてしまったんですよ^ ^」


恨むなら早く起きない自分を恨んでください
と言われ返す言葉もない銀兄でした♪



「ああぁぁぁ！！」と叫ぶ三人の声は
よく晴れた春の空に響いていた

平和だなぁ…でも、



『うるさい！近所迷惑でしょ！？

早く食べて！』

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