松下村塾の三人妹がいるようです

番外篇其の八 ページ18

松陽先生の部屋を出て、昼食を作ったり、洗濯をしていればじかんはあっという間に過ぎた。

お昼になっても銀兄たちは凹み続け、松陽先生のいない昼食の席は静かで半ばお通夜状態だった




『…っと、よし！洗濯終了！！

そろそろ晩御飯の準備でもしようかな？』



縁側で洗濯を畳んでいた私は座りっぱなしで
すっかり固まった腰を叩きながら立ち上がると、廊下を歩いていた銀兄に



銀「何ババくせぇことやって((ｸﾞﾊｧ！

いきなり何『五月蝿い、殴るよ？銀兄^ - ^o』

すいませんでしたぁ！！」



『よろしい』




出会い頭に失礼なことを言うバk…
ゴホンッ、銀兄に制裁を下すとうずくまったまま土下座を繰り出した銀兄。


銀「つかあれ制裁違う！

なんていうかただのボディーブロー！」



『エスパー？！』


いや、天パに至ってはそんなハイスペックな訳が…



銀「いや、全部聞こえてるからね？！

つか、マジで天パ関係ねぇ！」



『マジで？』



そんないつも通りのやり取りをしていると、




銀「そういえば、これ！」



と言いながらはんば押し付けるように銀兄は私に綺麗に包装された袋を渡してきた




『どうしt「バレンタインのお礼！

…その、チョコ美味かった…///」



ぶっきらぼうに言いながらも、横を向きながら話す銀兄の顔は心なしかいつもより赤く見えた



『ありがとう！』



というと、銀兄は顔を赤くしながらじゃあな！
と言いながら走り去ってしまった



『わぁ！綺麗！』


袋を開けて見ると、銀色の桜のストラップが入っていた。


刀のところにつけようかなと思いながら、本来の目的である台所へ晩御飯の準備をしに向かった



そのあと、亜夜は桂から門の前でみんなで撮った写真付きの写真立て、高杉からは蝶と桜のネックレスをもらったそうです。



____________
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銀「あの顔は反則だろ///」

ありがとうと自分と似た紅い目を細めて微笑む
亜夜の顔にノックアウトされた銀時。



余談〜

銀「つか！松陽！どんだけ先越すんだよ！」


松「おや？なんのことですか^ ^」



「「「クソォーー！！！」」」




後日こんな会話がされていたことは亜夜は知らなかった




『♪〜〜』

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