6話 ページ7
次の日
ムンドク様は時期将軍の方をつれ
緋龍城に来たおかげで即位式は行われた。
「私は、この高華国を再生させる。
立ち塞がるものがあれば、
たとえ天でも私はねじ伏せる」
「新王陛下、万歳ー!!!」
スウォン様の決意に歓声が沸き起こり
良い戴冠式となった。
けれど、私は素直に喜ぶことができなかった。
昨日は
夕食時にジュド将軍と会ったときに
だいぶ心配をかけてしまったから
しっかりしなくちゃ。
私はスウォン様を選んだのだから
泣いてなどいられません‥。
昨日泣いたせいで、未だに赤くなってる目で言っても説得力ないかもしれませんが‥
「スウォン様!戴冠式、お疲れ様です。
ご立派でしたよ」
私はいつもと何も変わりない振りをして
そう声かけた。
それから、数ヵ月
スウォン様と私は
執務とこれからの計画を立てることに
日々追われて過ごした。
ハク様とヨナ様の事も
ようやく気持ちが落ち着いてきた頃
「イオリ。外出しましょう。
長旅の仕度をして下さい」
「どちらまで、ですか?」
「地心の都。
グンテ将軍に会いに行きます」
「暁風の夢」です!
スウォンの護衛者、イオリのお話は
どうでしょうか?
読んでくださっている方
お気に入り登録して下さってる方
本当に、ありがとうございます!!
これからもよろしくお願いします。
(次回は地心の都、グンテ将軍らとの話に
なります。この回のみ原作沿いではないので
注意です)
41人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:暁風の夢 | 作成日時:2015年12月3日 22時