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教会の奥に行くと、一つの隠し部屋があった。
扉を軽く押すと、古びた音を立てながら少しずつ開いた。
部屋の中には一つの箱。
「この箱、開けてもいいかしら。」
男は小さく、だが力強く頷いた。
目には小さな希望に満ち溢れていた。
「なに、これ」
中身は小さなティーカップだった。
「これ‥何処かで‥嗚呼、なにか忘れてるのね‥私」
震える手でティーカップを裏返すと、そこには��Jack the Ripper�瓩箸いκ源�。
その瞬間、2人の長かった暗闇の中に一筋の光が通った。
「ニナス‥貴方の愛用していた紅茶‥。」
「思い出してくれましたか。A？」
男が優しく問いかけると、女は飛び付くように男を抱き寄せた。
「ジャックさん！」彼女は教会に響くような大きな声で爆発させた。
「やっと逢えましたね、A‥！」
彼女の心の底から湧き出る歓喜とその涙を彼は優しく拭う。まさかもう一度涙を拭う日が来るなんて__
「ずっと、ずっと貴方だけを待ってました。」
「待たせてすみません。」
では‥‥と、彼は改めたように片膝を付いた。
「私と、結婚してください。」
彼の手にはどこにしまっておいたのか、108本の薔薇と指輪。
「勿論です。約束、果たせましたね。」
長く長く続いた恋がやっと実った音がした。
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ぽうんどけーき(プロフ) - ルカさん» 最高です!ありがとうございます!! (2021年1月7日 23時) (
レス) id: c664a17e86 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃＆リィル2(プロフ) - 納棺師君で…！イソップ君で読みたいです！！お願いします！(＞人＜;) (2021年1月4日 21時) (レス) id: df3d8cbea7 (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - リクエスト失礼しますっ！冒険家でお願いしたいのですがよろしいでしょうか...？ (2021年1月2日 15時) (レス) id: 04051e19ff (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - 匿名さん» リクエストありがとうございます！！謝心安と范無咎別々でよろしいでしょうか？ (2021年1月2日 4時) (レス) id: e7720bbf05 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - ぽうんどけーきさん» お待たせいたしました！！すみません、短い話になりました（ ; ; ） (2021年1月2日 4時) (レス) id: e7720bbf05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルカ | 作成日時：2020年12月26日 15時
