子供扱い禁止！5【木村良平】〜完結〜

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良平「A〜、ご飯できたぞ〜」

貴方「はーい！」








呼ばれてリビングに向かうといい香りが充満していた
今日も美味しそう〜！


席について手2人で向かい合って手を合わせた








貴方「いただきますっ」

良平「召し上がれ〜」









早速メインのおかずを口に入れると美味しすぎて頬が緩んだ









貴方「美味しい〜！！！！すっごく美味しい！三ツ星！！」

良平「ははっ笑 なら良かったよ」









なんで良平さんのご飯ってこんなに美味しいんだろ
愛か！私への愛が詰まってるんだ！きっとそうだ！

でもこうやって毎日良平さんのご飯を食べるのも今日で最後か…
裕也くんが引っ越すまでって約束だったし。ちょっと寂しいな〜









貴方「荷物まとめたらなるべく早めに出ていきますね、本当にお世話になりました！」

良平「その事なんだけどさ…」

貴方「え？」

良平「Aが良かったらこのまま一緒に暮らさない？」

貴方「えっ」









突然の申し出に驚きすぎて思わず固まってしまった
そ、それって同棲って事…？








良平「いずれは一緒に住むことになるだろうしそれなら今からでも早くはないんじゃないかって思ってさ」








少しだけ照れくさそうに笑う良平さんが新鮮で心がザワついた
目を見開いていて食事中にも関わらず行儀が悪いけど思わず立ち上がって前のめりで良平さんを見つめた









貴方「い、いずれって…」

良平「だって…結婚したら毎日一緒だろ？笑」

貴方「！！！」







結婚…まさか良平さんの口からそんな言葉が出るなんて思ってなかった
私を人生のパートナーにしようと思ってくれてるんだと思ったら嬉しくて涙が溢れた









良平「泣くなって〜笑」

貴方「無理です！そんなこと言われたら…っ」








ボロボロと涙を零す私を見て良平さんは笑いながら優しく抱きしめてくれた









良平「いつかちゃんと言うから。だからその時まで待ってて」

貴方「はい…っ」

良平「だからその準備期間って事で同棲始めませんか？」

貴方「私でよければ…！」









嬉しすぎて良平さんにしがみつくように抱きしめると笑いながらも強く抱き締め返してくれた

なんて幸せなんだろう…








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