お相手は先生 ページ15
貴方side
ク「ルナツェリア。頼みがあるんだ。」
そう言って僕の目の前で僕の手を握るクルーウェル先生。
はぁ…めんどくさいなぁ。
貴「えっと…僕の髪が欲しいんですっけ?」
まぁ要約すると錬金術とか魔法薬学とかで使う髪長姫の髪が無くなってきてるらしい。
おばさんが売っていたのも少し前の話だしなくなっては来るだろうね。
どうしよう?別に髪自体は全然いいけど…何か見返りが欲しいなぁ。
最近面白いことも少ないし、誰かをからかう時間も足りない…。
うん。キーメタ♡
貴「僕の髪の毛くらいなら全然いいですよ。」
ク「Goodboy!感謝するルナツェリア。」
貴「その代わり…僕のお願い聞いてくれますか?」
ク「お願い…?…言ってみろ。」
そうだよね。流石に断れないよね。
貴「僕…欲しいものがあるんです。」
ク「はぁ…、マドルはやるからそれで買え…。」
貴「そんな釣れないこと言わないでくださいよぉ?僕…先生にプレゼントして貰いたいんです!」
ク「プレゼントだと?」
ただ報酬を貰うだけじゃつまらないもんね。
少しでも面白くしてくれなきゃ。
後日
人が多く行き交う廊下でAはお目当ての人を見つけて声をかけた。
貴「クルーウェル先生♡」
ク「…ルナツェリアか。」
貴「やだなぁ…。Aって呼んでくださいよ。…プレゼント、すっごく嬉しかったですよ。」
廊下がざわついた。
全員がプレゼント?と疑問をうかべた。
ク「その話は…!!」
貴「今度…先生の前で着て見せますね?それと…僕、また買って欲しいものがあるんですよね。次も頑張るから…」
貴「よろしくお願いします。せんせ♡」
周りは更にざわついた。チラホラと聞こえてくる声としては
「パパ活…?」
「やばくね?笑」
「先生がそんな人だったなんて…幻滅…。」
「よりによって相手がルナツェリアかよ…。まぁ、あの顔なら金も出すよな…。」
などがあった。
ク「〜〜!!!!Badboy!!!!!!」
その後クルーウェル先生は学園長に呼び出され、事情聴取が行われた。
その際にAまで呼び出されたが、Aはこう証言した。
貴「先生が…僕(の髪の毛)が欲しいって…。凄く必死だったし…その代わりに何でもくれるって言うから…。本当は少し怖かったんですゥ…。」
Aのお姫様のような外見で涙を流されると、どうしても皆味方をしたくなってしまう。
一悶着あり、誤解は解けたが、先生が生徒を金で買っているという噂は無くならなかった。
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零(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年9月13日 18時) (レス) @page18 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
たろ。(プロフ) - 面白すぎてめちゃくちゃわらいました!笑更新楽しみにしてます! (2021年6月30日 5時) (レス) id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
夜涙(プロフ) - 碧生さん» ひぇ…ありがとうございます……!!頑張ってみます! (2021年5月18日 21時) (レス) id: 1eeb94c23b (このIDを非表示/違反報告)
碧生(プロフ) - リクエストで、「夢主の性格が反対になったら?」をお願いしたいです…!主様のペースで更新頑張ってください! (2021年5月16日 13時) (レス) id: 7ffc4172b1 (このIDを非表示/違反報告)
碧生(プロフ) - いや夢主wwやばいw腹筋崩壊したww神作品をありがとうございます(涙) (2021年5月16日 13時) (レス) id: 7ffc4172b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜涙 | 作成日時:2020年9月24日 22時