キャストの研修 ページ38
まほ達もキャスト服に着替えてそれぞれの場所に向かった。
トゥモローランド
スペースマウンテン
直哉「どうしました？」
モブ２「何かコンピューターの調子が変でさ。」
直哉「それに気が付いたのは何時？」
後輩に聞く。
モブ３「急に異音がした時ですね………」
直哉「車輪か。」
ゲスト１「どうしたんですか？！」
直哉「不具合が発生したので暫くの間お休みします。その間別のアトラクションに行ってください。」
ゲストは素直に別のアトラクションに行った。
モブ３「やっぱりですね。司波先輩。」
直哉「こりゃーあれだな。間違って納品された奴か。」
モブ２「マジかよ。」
同級生のキャストが驚いていた。
直哉「これは上層部に報告して、業者に連絡しないと放置すると不味いね。」
モブ２「ですね。他の車両は無事ですがその一台だけですよ。」
直哉「分かった。とりあえずメンテナンス部門を呼んでくれない？」
卓也「不具合はそれか。それで上司からさ。直哉を総合部署に配属するってのが決まった。」
直哉「ありがとうございます。こちら直哉です。どうぞ。」
メンテナンスキャスト『どうしました？』
直哉「車輪の交換をお願い出来ます？」
メンテナンスキャスト『スペースマウンテンのコースターの車輪の交換とメンテナンスですね。分かりました。そちらに向かいます。』
暫くしたらメンテナンスキャストが来た。
メンテナンスキャスト「総合部長？！どうして此処に？」
直哉「今日から勤務になってね。一緒にメンテナンスをしようか。」
そう言って、俺はパソコンを取り出してシステムをチェックする。
直哉「やっぱり異音がしてるのはどうやら車輪と車両を運ぶためのベルトコンベアの部品が破損してるみたいだね。」
これも交換だな。
メンテナンスキャスト「あーこれはマズイな。直ぐに直そう。」
直哉(待てよそう言えば経年劣化でなるんだよね。だったら備え付けの予備のベルトコンベアがあったはず。それと歯車も不良品が使われてるみたいだな。よし。まずは規格に合うように歯車を作成して透視能力で嵌め込む。次にベルトコンベアの取り替えをして完了だけど後は業者が来るかどうかだな。)
業者の人「すみません！不良品が出てしまって。」
直哉「規格に合ってないものがでたようですよ。」
業者の人「分かりました。これですね………あーこれか。」
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作者名：竈門正宗 | 作成日時：2021年5月19日 8時
