【銀 魂】私と白夜叉様

〜拾捌〜 ページ22

No.sibe



A］....ははは....ははははっ....



追い込まれているのにも関わらず、Aは

ただ、笑みを浮かばせて笑っていた

似蔵は困惑していた

なぜ、笑っているのだ



A］....この程度、か....まだまだ足りんなぁ....?



Aの体から多量の血が垂れ落ちた

Aは立ち上がり、自分の刀を抜く



A］....こんな程度の傷で喜ぶのは早いのでは....?



Aはふっ、と短く笑い、似蔵に斬りかかる



似蔵］.....!!



再び白刃戦となり、刃と刃が交わる

Aは押されているが、笑っていた

その姿は狂っている様にも見えた



似蔵］....何故だ....何故笑っていられる....!?



似蔵の攻撃がすぐそこまで迫まった



A］....何故笑っていられる、か....



キィンッ!!


が、Aは刀で受け止める



A］....殺し合いは、少し苦戦する方が

楽しいだろう....?



Aが狂った笑みを見せると似蔵の［紅桜］を

押し返し、両者構え直した

その時、曇天の空から光が溢れ出した



??］おーおー、やってんじゃねぇーか

A］....!!!



声がした方を振り向くとそこには



銀時］宇宙一バカな侍だ、このヤロー

A］....銀、時様....



銀時は手のひらを見せ、蔑んだ様な笑顔を浮かべる

そして鉄子が打った刀を抜く

その刀は光に照らされ、銀色に光り輝いていた

Aは戦闘態勢をといていた



銀時］....派手にやられたもんだな、A

A］申し訳、ありません....

銀時］別に怒ってはいねぇーさ....早く新八達新八達(アイツら)のとこ

行ってやってくれねぇーか?俺がケリ、つけなきゃならねぇー

A］....はい、分かりました。あとは....

お任せします



Aは屋根から降りた

銀時と似蔵は顔を見合わせ、ニヤリと笑い


ガキィンッ!!


二人は刃を交わらせた

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