オンボロ寮の無機質男子？ (ページ3)

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どっちも狙ってはいるけど，基本的にリーチ兄弟の居ない方が本命になるかな？
達成か破棄しかする気ない人と契約したアズール…
御愁傷様．⇐

『行こうか．
また後で，ですね．』

エーデュース，ジャックと一緒に博物館の方に来たけど…

『3人共，今日は休館日って知ってた？⇐』

ｴｰｽ「はぁ？！
何でそれ言わねぇの？！」

ﾃﾞｭｰｽ「入れないのにどうやって取ってくるんだ…？」

『休館日の方が人目少ないよ？
それと，エースには頑張ってもらう．』

ｴｰｽ「何をだよ…．」

『警備員みたいな人が居るから，その人とずっと話してて．』

ｴｰｽ「3年間一方的に話し続けてたデュースの方が適任だろ！⇐」

ﾃﾞｭｰｽ「もうその話辞めてくれないか？！」

『デュースかジャックだと性格的に無理でしょ．』

ｴｰｽ「確かにな．
確実にボロが出る2人．」

『ジャックかデュースは博物館から少し離れて見張りお願いしたい．
…ジャックだな．』

ｼﾞｬｯｸ「分かった．
誰か来た場合はどうすればいい．」

『…まぁなんか…大声出して．⇐』

ｴｰｽ「絶対考えてなかっただろ(笑)．」

ﾃﾞｭｰｽ「見張り位なら僕でも…」

『仮に戦闘になったとして，大釜だしてもあんまり意味ないから．⇐』

ﾃﾞｭｰｽ「大釜出すしか出来ないみたいに言わないでくれ…．」

ｼﾞｬｯｸ「大声出すって事でいいのか？」

『嘘だよ．⇐
…コレに触れて．厳密には中に身体の何処かを入れて．』

ｴｰｽ「何コレ，結界？」

『正解．
寮の防犯用に使ってた奴で，範囲内には普通に入れるんだけど，
使った人には入った事が分かる．
だから，この球の中に手でも足でも突っ込んだら僕に伝わるって事．
テストとしてやってみて．』

ｼﾞｬｯｸ「コレでいいか？」

『OK．じゃあ博物館に入る人か，リーチ兄弟か，来ないと思うけどアズールが来たらお願い．』

ｼﾞｬｯｸ「任せろ．」

『エース…頑張ってね．』

ｴｰｽ「はいはい，行ってきますよ．」

本当に凄いな，エース．
初対面でも明らかに年齢差あっても関係なしか．
…侵入に成功．

ﾃﾞｭｰｽ「写真ってコレか？」

『…それだね．』

侵入して写真持ってきたにしては速いでしょ．
エースの様子は…

めっちゃ仲良さげじゃん．
親戚かよ．⇐

こっちに気付いたっぽいな．

『契約書の破棄は成功したらしいね．』

イソギンチャク無くなった．

結界に反応．
博物館の中にいる時とかじゃなくて良かった．

やっぱり2人だよね．