無関心な女子生徒は御曹司に迫られる ②【御影玲王】【ブルーロック】 (ページ29)

今日:29 hit、昨日:12 hit、合計:26,390 hit

76.母親2 ページ29

「もしかして『成瀬美琴(なるせみこと)』さんか…？」

俺の母さんと仲が良く、家によく出入りしていた人物だ。

確かに彼女はどこかAと似た雰囲気を持つ。

Aのあの無表情がニコニコしたらもろに『成瀬美琴(なるせみこと)』だ。

『成瀬美琴(なるせみこと)』は世界的にも有名なデザイナーで

俺の母親はその成瀬美琴のデザインがとても好みらしく

よく服やインテリアなどをデザインしてもらうために家に呼んでいるのだ。

初めて『成瀬美琴』と会ったのは、中学一年になったばかりの時だ。

『私にも、玲王くんと同い年の子供がいてね〜』

今思い出せば、これはAのことを言っていたんだな。

当時は対して興味が無かったので、適当に聞いていた。

＿思わぬ所でAと繋がってたなんて思わないだろ…

デザイナーとしての名前だろうが、苗字も違ったし。

というかとんでもない人が母親だったんだな、A……

『成瀬美琴』はデザイナー界隈では有名人だという。
それも世界的に見て。

「まじか…」

「ですから坊ちゃまとAさまのご両親のしがらみ等は心配なさらずとも大丈夫ですよ」

そのような心配はいらないとは思いますが、とばぁやはリムジンを運転しながら、そういう。

なんでそこでお互いの親が出てく＿＿＿＿ん？まさか…

「ばぁや、気づいてたのか……」

「ホッホッホ、あのように嬉しそうな坊ちゃまを見ればわかりますよ」

「嬉しそうにしてたか…？」

聞けば、「初対面の時よりは薄い」と警戒心の話題の時に
Aが言った言葉に嬉しそうにしていたらしい。

＿そんなに表情に出てたのか…？

普通にはずいな…

俺はそう思いながら軽く熱くなっている顔を抱えていた。

＿＿＿＿＿＿＿

出てくるか分からない設定なので読まなくても大丈夫です！

読んだ方がこの後の展開に納得がいくかな？といったくらいなので！

後のお話に母の存在がちょ〜っと必要だったんです！

Aの母
成瀬美琴及び城望美琴はマルチデザイナー

玲王の母とは御影コーポレーションの一つの事業である会社のプロジェクトに参加しており

その時に玲王の母が美琴のデザインしたものを見て仲が深まる。

そのあとは、玲王の母は美琴を専属デザイナーに。

＿＿＿＿＿＿＿といった感じです！