59.尊敬する ページ12
「…お前ってさ前から思ってたけど、あんまり俺の家とかほかの
興味津々だったら今ならすっげぇ違和感あるけど、この学校じゃ珍しいと思ってさ、と付け足して言う。
「だって、関係ないでしょ。御影の家も、他も。」
私が興味を持ったことで何か変わるのだろうか。
金なんてあるところにはあるものだ、という認識だしな。
「やっぱお前って変だわ」
「急に悪口言わないでくれる」
彼が急にこんな話をしたのは、少し不安になったからだろうか。
弱音吐かなそうだもんな、御影。
何故私なのかは分からないが二人になったのも何となく察しがつく。
「……すごいと思う」
今日はよく喋るな、私。
「ん、試合がか？」
違う、私は試合のことを言ってるんじゃない
「違う私が言ってるのは、御影のこと」
また驚いたような顔をする。
私は何に驚いてるのやら、と思いながら続ける。
「親からも友人からも否定されても努力してること、尊敬する」
簡潔に、彼の目を見ながらそう言う。
「直接言われると照れんだけど」
「そんなの知らない」
私はそう言うと、ふいっと顔を御影から逸らした。
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すず。(プロフ) - 未来さん» ありがとうございます〜！🙏 (11月21日 17時) (
レス) id: f49f4342a5 (このIDを非表示/違反報告)
すず。(プロフ) - 咲夜（さくや）さん» ありがとうおざいます！🙏 (11月21日 17時) (レス) id: f49f4342a5 (このIDを非表示/違反報告)
未来 - 面白いです！続きを待ってます♡ (11月11日 16時) (レス) @page31 id: 289a124293 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜（さくや）(プロフ) - 続き楽しみにしています。 (10月5日 8時) (レス) id: f2b60f62ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すず。 | 作成日時：2023年4月22日 2時
