無関心な女子生徒は御曹司に絡まれる【ブルーロック】 (ページ6)

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5.なんだこいつ… ページ6

※一部捏造入ってます。
本当のクラス知っている方いたら教えてください！隠れて訂正します！※
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ともりとそう言った会話をしているとあっという間に時間が過ぎ、自己紹介の時間になった。
(覚える気ないからなぁ、別にいいや)

私は面倒くさそうに椅子の背もたれに寄りかかった。

窓側から二列目の一番後ろ。欲を言えば一番隅が良かった。
私が望んだ席にいるのは白髪の男子生徒だった。

顔は伏せていてわからないが、背丈もだいぶ大きいだろう。

そんな呑気なことを考えていると、あっという間に自分の番になってしまった。
「城望Aです。趣味は…映画鑑賞とか。好きな飲み物は抹茶オレとか紅茶…です。……え、みんなへの一言？…えーと、抹茶オレください。」

適当に終わらせるつもりが面倒な担任のせいで余計な言葉まで言わされてしまった。趣味とか誰が興味あるんだか…。

また私の次の生徒が自己紹介しているが、興味がない。
てかそれ以上に隣から聞こえてくる静かな寝息が気になってしまう。

(こいつ、寝てんの…？)

自己紹介するって言うのに眠れる胆力がすごいな。
私と同じで興味がないのか、ただ眠いから眠っているだけなのかはわからないが。

「ひゃい！たたた、小鳥遊ともりでしゅ！趣味はみみかんをみがくことです！！よよよ、よろでしゅ！」

「ふっ…」

…去年の委員会の集まりの自己紹介もそうだったがともりは緊張しいなのか。
てかなんだ。みかんを磨くって。一種の変態だろそれは。

歌を歌うこと、と間違えたのか？
そう考えると笑いしか出てこない。
他のクラスの生徒は「かわい〜」と言っているので掴みは大丈夫だろう。

「凪〜。凪誠士郎〜。いるか〜」
先生が凪と呼ばれた生徒を探す。今日は欠席はいない。

おそらく私の席の隣でぐうすか寝ているやつだろうが知らない、知らない。

そう思いながら私は彼を一瞥する。
まだ寝てる。メンタル金剛かよ。

＿なんだこいつ…。