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16.抹茶オレの件 ページ17

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俺は昨日の「どろみず」がずっと気になっていた。
なぜそんなものを飲んだのだろうか。

考えても分からないものは分からない。
ならば知っている人間に聞くのが1番だ。

明倉は彼女とも親しいが、さすがにクラスで起こったことなどは知らないだろう。
明倉自身も「話すことでもないことは話さない子」と言っていたくらいだ。
そこまで親しくても話はしないだろう。

俺は明倉以外のある人物に話を聞きに行った。




「え、Aちゃんの様子?」
彼女と同じクラスであり、仲の良い小鳥遊だ。
彼女なら、抹茶オレの件やどろみずの件も知っているだろう。

どちらかと言えば、後者の方が気になって仕方ないが。

「ごめんな。時間取ってもらって」

俺は放課後の部活が始まるまでの時間に小鳥遊に時間を貰い、その話をする。

「気にしないで」

俺は直ぐに凪に話された二つのことを話すと
小鳥遊は思い出しているようで軽く唸る。

「う〜ん、どろみずのことはちょっとわかんないな……でも抹茶オレは分かるかも。」

「おっ、教えてくれね?」

やはり小鳥遊でも知らなかったか、と思ったが聞けるものなら聞こうと思う。

「うんとね、すこし前の話なんだけど…」

Aちゃんが授業中に抹茶オレのんでて、それが先生にバレちゃったんだけど、
その後に凪くんもパン食べてたのがバレちゃって……二人一緒に放課後居残りになっちゃってた

いや、凪もかよ。
てか懲りずに飲んでたってこういうことか……。
本物のバカなんじゃねーの?

「それでも懲りず飲んでるって、すげー抹茶オレ好きなんだな…」

「うん、なんでかは分からないけど、1年生の頃から飲んでたから。」

そう言って微笑む小鳥遊。

「どろみずとかは覚えないんだよな?」

「うん、ごめんね。」
「いや、ありがとな。聞けてよかった」

俺はそう言い、小鳥遊を門前まで送っていった。

(どろみずに関しては本人に聞くしかないか……)

俺はそう思いながら、サッカー部の部室へと歩いていった。

17.は?→←15.どろみず



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設定タグ:ブルーロック , 凪誠士郎 , 御影玲王   
作品ジャンル:恋愛
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咲夜(さくや)(プロフ) - 続き楽しみにしています。 (8月29日 20時) (レス) id: f2b60f62ba (このIDを非表示/違反報告)
すず。(プロフ) - ピッピさん» きゃ〜!ありがとうございます〜!頑張ります!! (5月20日 10時) (レス) id: f49f4342a5 (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ - やばい...この作品メチャクチャ好きだ..._:(´ཀ`」 ∠):更新頑張ってください! (5月19日 22時) (レス) @page10 id: 71d22da1c4 (このIDを非表示/違反報告)
すず。(プロフ) - アルです!\(●°ω°●)/さん» ほわ〜!ありがたきお言葉!!励みになります! (2023年4月13日 7時) (レス) @page24 id: 7bdbac9abd (このIDを非表示/違反報告)
アルです!\(●°ω°●)/(プロフ) - この小説好きです!!いつかチムホワも出て欲しいです!!応援しています (2023年4月12日 7時) (レス) id: f6a6e363df (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すず。 | 作成日時:2023年4月6日 4時

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