8 ページ9
、
『失礼しますっ!!煉獄先生いらっしゃいますか!!』
私が勢い良く扉を開けたので先生たちの目線が一気に私へ向けられる。
ちょうど先生達も食事中だったため口をもぐもぐしている。
「よぉAー、煉獄は少し体調が悪いって言って保険室で寝てるぞー」
……保健室?!
やっぱり何かあったんだ…
「ふ、その顔じゃ行くんだろ?じゃ、これ、ついでに煉獄の弁当だー食べさせてやれ」
宇髄先生は赤い風呂敷のお弁当をこちらに投げつけてきた。
私はお礼を言い、保健室へ走った。
***
保健室へつくと珠代先生は私の顔を見るなり、煉獄先生が寝ているベッドの所まで通してくれた。
カーテンを開けると規則正しい寝息が聞こえる。
「ではAさん、昼休みここにいていいですが授業に遅れない程度で戻ってくださいね。」
『ありがとうございます。』
先生を起こさないように静かにカーテンを閉めた。
『…………杏寿郎さん、』
狐色のふわふわな髪を撫でる。
授業に遅れる訳にも行かないのでここでお弁当を食べる。
嗚呼、先生
何を無理してしまったの。
そういえば前に一度だけ、、
貴方の看病をしましたね。
私のことを考えすぎて自分に自信がなくなって体調を崩したとか何とか……………
……………………うふふ、今回はなにで体調を崩したんでしょうね。
私はメモを書き残し保健室を出た。
、
209人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
羽っこ。(プロフ) - むいむいさん» 途中送信全然大丈夫ですよ!むしろ嬉しいです!泣いてしまわれたんですか、お出かけ前なのにすみません、でも私の趣味の小説で感動してくれる方がいて、とても嬉しいです、信じられないです。ありがとうございます(;o;)学生で更新不定期ですが、がんばります! (2021年6月20日 10時) (レス) id: 14df97ccd2 (このIDを非表示/違反報告)
むいむい(プロフ) - 途中送信、スミマセン!45ページの電車のシーンから涙がポロポロ止まらなくて(T_T)残す方も遺される方も本当に辛いですよね( TДT)今から出掛けるのに涙が止まらなくて、、、。これからも小説、期待してますね! (2021年6月20日 9時) (レス) id: bf677e4fec (このIDを非表示/違反報告)
むいむい(プロフ) - はじめまして!最初は (2021年6月20日 8時) (レス) id: bf677e4fec (このIDを非表示/違反報告)
むいむい(プロフ) - はじめまして! (2021年6月20日 8時) (レス) id: bf677e4fec (このIDを非表示/違反報告)
羽っこ。(プロフ) - ののさん» コメントありがとうございます!共感してくれる方がいらしてとても嬉しいです!そういう物は恋愛において多い(作者の実体験)かな?と思い、書かせていただきました!のの様、素敵なコメントありがとうございました(><) (2021年5月18日 6時) (レス) id: 14df97ccd2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:羽っこ。 | 作成日時:2021年5月5日 9時