煉獄先生振り向いて

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、






私は帰って早々、先程招待されたグループトークを開いた。









17:36 千寿郎がAを招待しました。

17:37Aがグループへ参加しました。






それだけが示されていた。


今は午後6時過ぎ……約30分前の出来事か、








『『煉獄家ではない私がグループへ入ってしまい、申し訳ありません！よろしくお願い致します！』』




そう。私は部外者。





今も昔も、他の人間。


優しい人たちに、囲まれているだけで幸せ。



私は*よろしくお願いします*のスタンプを送った。


直ぐに既読は3つついた。


「「ああ！よろしく頼む！」」

一番速く返信してくれたのは煉獄先生。

文だけで直ぐ先生だって分かりますね。


そして瑠火さんと千寿郎くんにはスタンプが送られてきた。









私はグループトークを閉じた。


メールのホームへつく。





ん？






ふと通知が来ていることに気づいた。





通知を開くと。









杏寿郎がAを友達追加しました。









、








私の妄想かと思い、一旦スマホ自体を閉じた。








嘘だ。





嘘だよ。





煉獄先生が私を友達追加するなんて、どういうこと？？


私の妄想。これは。







妄想。




幻覚。









、









、









結局この日はもうメールを開かず、寝てしまった。






……………これは、私の妄想……………先生が私を友達追加するわけない…………これは私の妄想……

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