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「ここです!」
『ありがとう!千寿郎くん!』
辺りに石鹸の良い匂いがたちこめる。
『んーん、いい匂い……なんだか懐かしいなぁ』
「ふふ、そうですか?」
『うーん、煉獄家の皆さんのお手手はこんな香りがするのかなぁ』
、
……………!!!!!
『ごめんなさい!!心の声が……!!』
「あはは、いいんですよ。Aさんは変わりませんね。僕だって、Aさんのおうちの石鹸の匂い、気になりますもん。」
二人で笑いあった。
杏寿郎さんが任務の時は、いつもふたりでこうやって話していたな。
『じゃ、そろそろ戻ろうか!』
私がそういうと、千寿郎くんは私の袖を掴んだ。
「あ、!すみません、、」
ぱっと千寿郎くんは離した。
『どうしたの??』
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____________えっと、、、
ただ単純に、、僕が気になるだけなんですけど…………
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今も兄上のこと、お好きですか??
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「………す、!すみません!!ほんとに!気になっただけなので、」
『……………………わからない。』
『好き……………、大好き………だけど、、私は過去に囚われているただの女。私の前世の恋人が煉獄先生だっただけ。再会を果たしたけど先生は、、、、わからない。』
『だからね、たまーに、自分の気持ちがわからなくなっちゃう時があるんだ。』
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_____恋って難しいのね。
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羽っこ。(プロフ) - むいむいさん» 途中送信全然大丈夫ですよ!むしろ嬉しいです!泣いてしまわれたんですか、お出かけ前なのにすみません、でも私の趣味の小説で感動してくれる方がいて、とても嬉しいです、信じられないです。ありがとうございます(;o;)学生で更新不定期ですが、がんばります! (2021年6月20日 10時) (レス) id: 14df97ccd2 (このIDを非表示/違反報告)
むいむい(プロフ) - 途中送信、スミマセン!45ページの電車のシーンから涙がポロポロ止まらなくて(T_T)残す方も遺される方も本当に辛いですよね( TДT)今から出掛けるのに涙が止まらなくて、、、。これからも小説、期待してますね! (2021年6月20日 9時) (レス) id: bf677e4fec (このIDを非表示/違反報告)
むいむい(プロフ) - はじめまして!最初は (2021年6月20日 8時) (レス) id: bf677e4fec (このIDを非表示/違反報告)
むいむい(プロフ) - はじめまして! (2021年6月20日 8時) (レス) id: bf677e4fec (このIDを非表示/違反報告)
羽っこ。(プロフ) - ののさん» コメントありがとうございます!共感してくれる方がいらしてとても嬉しいです!そういう物は恋愛において多い(作者の実体験)かな?と思い、書かせていただきました!のの様、素敵なコメントありがとうございました(><) (2021年5月18日 6時) (レス) id: 14df97ccd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:羽っこ。 | 作成日時:2021年5月5日 9時