検索窓
今日:14 hit、昨日:1 hit、合計:61,365 hit

1 ページ2







『煉獄先生!大好きです!付き合ってください!』

「いいや、だめだ」

今日も今日とて煉獄先生に告白。

答えはいつもNG。

そもそも生徒と教師がそういう関係になってはいけない事ぐらい知っている。

だけど私はそれでも告白し続ける。

『わかりました。じゃ、その荷物一緒に運びますね。』

「ありがとう!炎畑少女!いつも炎畑は気が利いて助かる!」

先生が持っていた3つのダンボールのうち、1つを受け取る。

『いいえー。こんなのへっちゃらですよ!』






…………………炎畑少女





もう貴方の口から私の名が出てくることはないのでしょうか。


貴方はもう、何も覚えていないのですか。









いや、杏寿郎さんは…………煉獄先生は…何も悪くない。

過去に囚われ続けている私が弱いだけだ。



「ここに置いといてくれ!」

『はい!』

社会科準備室の扉を開ける先生。



私は示された場所にダンボールを置く。


「確か筍組は4時限目だったか、」

『はい、そうです!』

「そうか!腹が空いて余計集中できるだろう!じゃあまたその時な!」

私はお辞儀をして廊下を歩き出す。




そう、今は時間に余裕がある朝。

朝と言えば、皆時間におわれているが、私は飼育委員のため朝が早い。
飼育委員といってもすぐ仕事が終わるので職員室に遊びに行ってい……いや、招待されているのだ。
教師ほとんどが鬼殺隊の柱達で前世私はとても仲が良かったのでお呼ばれされている、という訳だ。

皆前世の記憶を持っているのだが、煉獄先生だけは前世のことを話さない。



宇髄先生は覚えてるって言っていたけど、話してくれないのだ







「おっ!今日も煉獄に告ったか」

『あー、しましたけど、…………ね、』

「今日も振られたか、煉獄アイツどういう神経してんだ?アイツ記憶持っているのにはあ、地味な野郎だぜ。」








2→←設定追記あり。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (121 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
209人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

羽っこ。(プロフ) - むいむいさん» 途中送信全然大丈夫ですよ!むしろ嬉しいです!泣いてしまわれたんですか、お出かけ前なのにすみません、でも私の趣味の小説で感動してくれる方がいて、とても嬉しいです、信じられないです。ありがとうございます(;o;)学生で更新不定期ですが、がんばります! (2021年6月20日 10時) (レス) id: 14df97ccd2 (このIDを非表示/違反報告)
むいむい(プロフ) - 途中送信、スミマセン!45ページの電車のシーンから涙がポロポロ止まらなくて(T_T)残す方も遺される方も本当に辛いですよね( TДT)今から出掛けるのに涙が止まらなくて、、、。これからも小説、期待してますね! (2021年6月20日 9時) (レス) id: bf677e4fec (このIDを非表示/違反報告)
むいむい(プロフ) - はじめまして!最初は (2021年6月20日 8時) (レス) id: bf677e4fec (このIDを非表示/違反報告)
むいむい(プロフ) - はじめまして! (2021年6月20日 8時) (レス) id: bf677e4fec (このIDを非表示/違反報告)
羽っこ。(プロフ) - ののさん» コメントありがとうございます!共感してくれる方がいらしてとても嬉しいです!そういう物は恋愛において多い(作者の実体験)かな?と思い、書かせていただきました!のの様、素敵なコメントありがとうございました(><) (2021年5月18日 6時) (レス) id: 14df97ccd2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:羽っこ。 | 作成日時:2021年5月5日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。