15ｍ third 〈YG〉

138ｍ＋3cm ページ41

YGside



こんな幸せになっていいのだろうか。




何気ないAとの日常。




ふとそんなことを思ってしまう。




あの頃の病んでた俺だったらありえないって言うだろうな笑






あの頃願ってもみなかった棚に所狭しと飾れたトロフィーや楽曲で受賞した時のメンバーとの写真の数々。





あの頃もっと願ってもみなかった隣の棚に負けじと所狭しに飾られたAとの思い出の写真や小物。






どっちも俺の命より大切な存在だ。





本当にこんな幸せでいいのだろうか。





「いいんだよ。逆に今までずっと頑張って走り続けてたんだから、人生のご褒美があってもいいじゃない？笑」




いつものように"ふふ笑"と笑う俺の愛する女。




YG「え？」




「ユンギさ笑結婚してから私の癖移ってきてるよ？笑」




どうやら思っていた頃が言葉となって溢れていたそう。




YG「こんな癖移りたかねぇーわ。」




得意げにドヤ顔してくるこいつが憎たらしくてチュッと音が鳴るようち軽く唇を合わせた。





「っ////」




YG「なぁ笑結婚したのにまだ慣れないわけ？」




未だにポッポだけで顔を赤くする所がまたこれの心をくすぐる。




早く慣れろみたいなことを言ってみるがこんな可愛い仕草、何十年先も慣れないで欲しいと思う。




「だって////逆に聞くけど私とのキスドキドキしなくなっちゃったの？もう飽きたの？」





そう来るか笑




「わっ!!!!」




Aの頭に手を添えて俺の胸に押し付けた。





YG「どうだ？飽きたように思えるか？」





「わぁー。ドクドク言ってる...」






YG「ふっ笑」









こいつの癖も治りそうにないな笑

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