15ｍ third 〈YG〉

138ｍ＋2cm ページ40

今日は結婚してから初めてのデート。




新婚旅行は赤ちゃんが産まれてからにした。




飛行機の気圧で赤ちゃんに影響与えるからという理由で。





旅行の時はオンマが見てくれるって笑






「おまたせー」




YG「っ？！ダメ！今すぐ着替えろ！」




「え？なんで？」




YG「肩出し過ぎ！」




白の肩が結構出たオフィショルに薄ピンク生地の腰元に花柄刺繍が施された妊婦ロングスカート。



それに合わせ淡いピンクを中心としたメイクにいつかユンギが買ってくれた髪ゴムとネックレス。





「え〜。なんでいいじゃーん」




YG「ダメに決まってんだろ！冷やして赤ちゃんに影響出たらどうすんだ！」




「いや、今ほぼ夏だし。」




YG「ぁ....」




いや、今小さい声で「ぁ」って言ったよね？笑




「なぁーに！本心は？」





YG「...の.....る.....ら.....」




「え？」




YG「他の男がお前のこと見るからだろ！って！」





久しぶりに耳まで真っ赤に染め上げたユンギ。




愛おしくて仕方がない笑




「ふふ笑着替えてきマース笑」





YG「たくっ////」





白のふんわりとした半袖トップスにカーキ色のガウチョパンツにした。




これなら貰った髪ゴムもネックレスも合うし肌も出てないし？←




「ふふ笑とんだ嫉妬深いパパだね〜？笑」




お腹を撫でて囁くと玄関から




YG「お〜い！聞こえてるからなぁー！」




「ミヤン笑」




YG「そんな嫉妬深い旦那が大好きなくせに笑」




「好きじゃないし大好きでもないよ。」




YG「え....」




「愛してる。」




YG「っ〜/////あーチンチャっ////」





あの絶望の淵に立ったかのような顔笑




かと思ったら耳まで真っ赤にして照れてるし笑




本当に笑




「ユンギしか考えられない笑」




YG「なにが？」




chu





「好きだなぁ〜って話。」




YG「あれ？愛してるんじゃないの？」





「それとこれとは話別だよ。てか早く行こーよ。」





いつもこんなグダグダな石とナマケモノみたいな夫婦笑




私達らしくていいのかな笑




そう思いながらあの暖かい大きな手を取り"민"と書かれたプレートを後にした。

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