痛み ページ7
モリー｢あらAにハリーじゃない！
また会えて嬉しいわ！｣
先程の怒鳴り声とは思えない程優しい声で話しかける
モリー｢ベッドは空っぽ！
書き置きもない！！
車は消えてる！！
死んでたかもしれないのよ！？
人に見られたかも！！｣
ロン達が助けに来てくれた事に喜んでいたが
その事を頭に置いて無く
申し訳ない気持ちになり私は視線を落とした
モリー｢あなた達を攻めてるんじゃないのよ｣
ロン｢でもA達を閉じ込めてたんだよ
窓に鉄格子をはめて｣
モリー｢お前の窓に鉄格子をはめるところですよ
ロナルド･ウィーズリー！！｣
そういうと私達は目を丸くしてロンを見つめた
モリー｢いらっしゃい！
朝ごはんにしましょ｣
モリーおばさんは私とハリーの背中を優しく押し
席に座らせると朝食の準備を始めた
フレッド｢ママ
Aの手見てよ｣
モリー｢手がどうかしたの？｣
モリーおばさんは優しく私の手を取り怪我の様子を見た
モリー｢なんなのこれは！！｣
ロン「A達を連れ出す時に
おじさんがAの手を掴んで離さなかったんだ｣
ジョージ｢太ってるし力も強いから腫れたんだよ｣
モリーおばさんは優しく手首をなぞると
私の反応を確かめる
モリー｢痛む？｣
A｢ちょっとだけ………｣
ロン｢ちょっとじゃないよ
A車で泣いてたんだ｣
モリー｢心配しないで
薬を塗って包帯を巻いてあげるわ
ホグワーツに着いたら
マダム･ポンフリーに見てもらいなさい｣
A｢ありがとうございます｣
モリーおばさんは私の手に応急処置を施し
朝食を出してくれた
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作者名：Runa | 作成日時：2023年7月4日 13時
