ポッター少女は恋をする≪秘密の部屋≫ (ページ48)

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毒ページ48

ハリーは像の頂上に立つと剣を振りバジリスクと戦う

A｢気をつけて！｣

ハリーが剣を振り続けているとバジリスクの頭がハリーを払い除けハリーは転ぶ

剣は像の曲線に落ちズルズルと滑り落ちていく

A｢剣を取って！！｣

そう叫ぶとハリーは剣を取ると立ち上がり
バジリスクの口の中から額に向けて剣を突き刺した

バジリスク｢ぎゃああああああああああ！！！！！！！｣

バジリスクが叫ぶとハリーは剣を抜くと
バジリスクは倒れ

ハリーは腕に突き刺さったバジリスクの牙を抜いた

リドル｢っ……！！！！｣

ハリーはバジリスクの牙を持ちながら
フラフラとした足取りで戻ってくると座り込む

A｢ハリー！！｣

リドル｢大したものだろう
バジリスクの毒が体を貫くその速さ

君の命も後何分も持つまい｣

A｢そんな…｣

リドル｢もうじき穢れた血の母親の元に行ける｣

A｢やめて…｣

リドル｢どうだ？
たかが日記に殺られる気分は

それも愚かな小娘の手にかかって｣

A｢やめて！！

分かったから…
望みどおりにする…｣

私は何も出来ない悔しさに涙を浮かべ俯いた

ハリー｢そんなのダメだ！！｣

するとハリーは日記を開いた

リドル｢何をする…？｣

ハリーはバジリスクの牙を日記に向ける

リドル｢やめろ！！よせ！！！！｣

バジリスクの牙を日記に突き刺すと日記からは黒い液体が溢れ出しリドルの胸からは光が差し込んだ

A｢っ！！！！｣

リドル｢うわぁぁ！！｣

リドルはバジリスクの牙を奪い返そうと
ハリーに向かうとハリーはすぐさま隣のページに
バジリスクの牙を突き刺す

今度はリドルの顔から光差し込み
リドルはうめき声をあげている

リドル｢うわぁぁぁぁぁ！！！！｣

その様子を見た私は日記を閉じ
ハリーは表紙に牙を突き刺す

リドル｢うわぁぁぁああああああ！！！！！！！｣

リドルの体は光に包み込まれると粉々に弾け飛び消えた

ハリー｢はぁはぁ…｣

A｢ハリー！
傷を見せて！！｣

傷は深く無いものの毒が身体を巡り
顔色が悪くなっていく

その時ジニーがハッと目を覚ました