地下水路 ページ43
リドル｢ハリーはこの奥だよ｣
A｢本当に…？｣
リドル｢ハリーは秘密の部屋について調べていてね
この道から秘密の部屋へ行けると踏んだんだ｣
A｢どうしてそれを知ってるの…｣
リドル｢僕は魔法使いだからね｣
私の質問を濁し私は下を覗き込むとリドルは私を
地下への道へと突き飛ばした
A｢きゃあああ！！！！｣
地下への入口は滑り台の様になっていて
私の身体は滑り台に沿って地下へと滑り降りる
A｢いったたた……｣
受け身を取り損ね尻もちを付いてしまい
腰を擦りながら立ち上がると足元に違和感を感じ
視線を足元に移す
A｢っ！！
何これ！！｣
地面には動物と思しき骨が床一面に転がり落ちていた
リドル｢動物の骨だ
秘密の部屋の怪物が食べたんだろう｣
A｢リドル…！
どうして私を突き飛ばしたの…｣
リドル｢君にはこの部屋に
入ってもらう必要があったのさ
何としてもね｣
A｢どうして…｣
リドル｢奥で話そう｣
そういうと骨のせいで足元がおぼつかない私の手を引き
リドルは更に奥へと進んだ
道中には2mはありそうな蛇の抜け殻が落ちている
A｢秘密の部屋の怪物は…蛇なの？｣
リドル｢スリザリンのシンボルは蛇だ
何ら不思議はない｣
リドルは気にせず奥へと進むとまた扉がでてきて
リドルはその扉の前に立つとパーセルタングを唱えた
重い扉が開くと不気味な地下水路が現れる
その地下水路は特殊な作りをしてして
奥に進んだ中心には池がありその奥には人の顔の像
不気味な雰囲気に身体を震わせると
リドルは私に話しかけた
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作者名：Runa | 作成日時：2023年7月4日 13時
