ポッター少女は恋をする≪秘密の部屋≫ (ページ5)

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離して！ページ5

ロン｢下がってて！｣

私とハリーの準備が終わると
ロンは鉄格子にロープの付いたフックを掛けた

ロン｢引いて｣

ロンがそういうと車を家とは逆の方へ
移動させると鉄格子は呆気なく外れた

ロン｢荷物をトランクに入れて！｣

ロンがトランクを開けるとハリーは私の荷物と
ハリーの荷物をトランクに入れ蓋を閉めた

バーノン｢ポッター！！！！！！！｣

鉄格子を外した衝撃で物音がした為
バーノンは私達の部屋へと確認をしに来たのだ

ロン｢ハリー！
早く乗って！！｣

ハリーは

ハリーのフクロウのヘドヴィッグと

私のフクロウのバロンをロンに渡すと車に乗る

ハリー｢A！｣

窓から車はすぐ目の前なのに
車と窓の間が怖くて前に進めない

A｢むっ…無理！！
出来ない！！｣

バーノンは私達を逃がさないようにと
取り付けた鍵を開けるのに手間取り
まだドアを開けられずにいる

ハリー｢大丈夫！！
受け止めるから早く！！｣

ハリーの声に私は車へ乗り込んだその瞬間
扉が開きバーノンは私の手を掴んだ

バーノン｢奴らが逃げる！！｣

A｢離して！！｣

バーノン｢離してたまるか！
お前達もそのろくでもないハトも逃がしてなるか！｣

A｢痛い！！｣

バーノンは私を車から引きづり降ろそうと
私の手を思い切り引っ張ると
私の身体はバランスを崩し車から出されていく

A｢落ちる！！｣

ハリー｢大丈夫！！
絶対離さないから！｣

ロン｢早く車を出して！！｣

ロンが叫ぶとジョージは車を出し
私の手を掴んでいたバーノンは窓から落ちていった

バーノン｢うわぁぁぁ！！！！！！｣