真っ赤 ページ37
A｢去年って飛行訓練の時の？｣
マルフォイ｢あぁ
脳震盪で運ばれたってのに
無傷のロングボトムを心配してただろう
ロングボトムを助けてどう思った｣
A｢私…ネビルを助けて良かったって思った
ネビルが怪我しなくて良かったって｣
マルフォイ｢僕達もそれと一緒だ
助けてAに怪我が無ければそれでいい
助けて良かったって思えるんだ｣
A｢本当に？｣
マルフォイ｢あぁ
だから気にするな｣
A｢………………ありがとう｣
マルフォイ｢どういたしまして｣
そういうと私達は星を眺めた
月日は流れクリスマスを迎えると
大広間では先生がクリスマスの飾り付けをしていた
A｢今年は帰らないの？｣
中庭で雪だるまを作りながら
マルフォイに話しかけると
マルフォイは本を読みながら答えた
マルフォイ｢あぁ父上の仕事で
母上も同行するらしいからな｣
A｢そうなんだ｣
マルフォイ｢サンタに何を願うんだ？｣
A｢何って？｣
マルフォイ｢プレゼントだよ｣
A｢私はね…
皆でクリスマスパーティが出来ますようにって
お祈りしたの！｣
マルフォイ｢サンタは物をプレゼントするんだろ？｣
A｢プレゼントって物だけ？｣
マルフォイ｢そうじゃないのか？｣
A｢物か…｣
私は考えながら腕を組む
A｢じゃあ！
マルフォイのセーターが欲しい！｣
私は笑顔で言うとマルフォイは咳き込み目を見開いた
マルフォイ｢そんな物でいいのか！？
ネックレスが欲しいとか指輪が欲しいとか無いのか！？｣
A｢マルフォイの匂いって
いい匂いするし落ち着くんだもん｣
マルフォイ｢//////////｣
そういうとマルフォイは顔を赤らめる
A｢マルフォイ｣
私はゆっくりマルフォイに近づくとそっと頬に手を触れた
マルフォイ｢なっ///////｣
A｢外に居すぎたんじゃない？
顔真っ赤だよ！
寮に戻ろ！｣
私は手を離すと校内へと戻った
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作者名：Runa | 作成日時：2023年7月4日 13時
