ポッター少女は恋をする≪秘密の部屋≫ (ページ33)

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決闘クラブページ33

ロックハートの授業は大広間で行われるらしく
プチ闘技場が作られていた

ロックハート｢集まって！
皆さん私が良く見えますか？
声は良く聞こえますか？

よろしい
最近何かと物騒な事件が続いているので
校長からお許しを頂いて
決闘クラブを開く事にしました

万一に備え自分の身を守れるよう
皆さんを鍛えます

私も何度も危ない目に遭ってきました
詳しい事は著書を読んでください｣

ロックハートはそういうとマントを脱ぎ捨て
女の子達はロックハートの脱ぎ捨てたマントを
取り合っていた

ロックハート｢では紹介しましょう

私の助手スネイプ先生です｣

スネイプは紹介を受けると壇上に上がる

ロックハート｢勇敢にも模範演技を
手伝ってくださいます

皆さん心配には及びませんよ
魔法薬の先生を消したりはしませんから
ご安心を｣

そういうとスネイプ先生と
ロックハート先生は杖を取り出し
お互いに杖を顔の前に立て向き合うと礼をして
距離を取って離れた

ロックハート｢ワン･トゥー･スリー｣

ロックハートがカウントをすると
スネイプ先生は呪文を唱えた

スネイプ｢エクスペリアームズ！！｣

スネイプ先生の呪文を受けると
ロックハート先生は奥まで飛ばされていく

A｢うわぁ…
大丈夫かな…？｣

マルフォイ｢大丈夫だろ｣

マルフォイは笑いながら言った

ロックハート｢うぅっ…｣

ロックハート先生が起き上がると
スネイプ先生に近づいて行く

ロックハート｢生徒にあの術を見せたのは
素晴らしい思いつきでしたよ先生

しかしやる事があまりにも見え透いてましたね！

止めようと思えば簡単に止められたでしょう！｣

スネイプ｢まずは生徒達に
非有効的な術の防ぎ方を教えるのが
賢明ではないでしょうかね？｣

ロックハート｢おっしゃる通りですなスネイプ先生！

では生徒にやってもらいましょう！

ミスター･ポッター
ミスター･ウィーズリーどうかね？」

スネイプ｢ウィーズリーの杖では
簡単な呪文でも惨事を起こす

ポッターを粉々にして病院送りにしかねない

代わりに私の寮の生徒ではいかがかな？

マルフォイでどうかね？｣

A｢頑張ってねっ｣

手を握りブンブンと振る

マルフォイ｢僕が勝つさ！｣

そういうとマルフォイは壇上へと上がった