ハリーside ページ30
ーハリーsideー
骨を無くし医務室で治療の為眠っていると
声が聞こえ目を覚ます
？？？｢殺す…殺すぞ…！
殺す時が来た」
誰かが話しているのか確認する為にメガネをかけると
ベッドに頭を置いて寝ているAがいた
ハリー｢A…？｣
肩を揺するが起きる気配は無く周りを見ると
？？？｢どうも！｣
ハリー｢ドビー？｣
ベッドの上には屋敷しもべが立っていた
ドビー｢ホグワーツへ行くなと言ったのに…
ドビーの言う事をお聞きになるべきだったのです！
汽車に乗り遅れた時にお戻りになるべきだったのです｣
ハリー｢9と3/4番線に入れなくしたのは君だったの？｣
ドビー｢その通りでございます｣
ハリー｢空飛ぶ車がマグルに見られてしまったり
暴れ柳に車をぶつけたり
君のおかげで退学になる所だよ！｣
ドビー｢でもここからは離れられます
お2人は帰らねばなりません
ドビーのブラッジャーなら
そうさせることが出来ると思って…｣
ハリー｢ブラッジャー？！
じゃあ君が僕を襲わせたの？｣
ドビー｢ドビーめも辛かったのでございます…
自分の手にアイロンをかけてお仕置きしました…｣
そういうとドビーは僕に包帯を巻いた手を見せる
ハリー｢Aにも同じ事してるの？｣
ドビー｢A様にはまだ何もしておりません！｣
ハリー｢まだって事はいつかは何かするつもりなの！？｣
ドビー｢ホグワーツを出ていくと言わなければ
そうなります…｣
ハリー｢僕の骨が生える前に消えた方がいいよ
君を絞め殺しちゃうから｣
ドビー｢うぅ…殺すと言われるのは慣れっこです
ドビーの家では1日に5回も脅されます｣
ハリー｢どうして僕を殺そうとするの？
それも言えない？｣
ドビー｢貴方様を殺そうなんて滅相もない事です
ドビーめは覚えておりますとも
あなた方が名前を呼んではいけないあの人を
倒す前は屋敷しもべは害虫のように扱われておりました
もちろんドビーは今も虫けら扱いでございますが…
うぅ……うわぁぁぁん…！｣
ドビーは涙をボロボロの服で
拭くと鼻をかんだ
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作者名：Runa | 作成日時：2023年7月4日 13時
