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ケーキ ページ3
気まずい空気を変えようと私はメイソンさんに声をかけた
A｢お飲み物のおかわりはいかがでしょうか？｣
メイソン夫人｢いただこうかしら｣
A｢はい｣
笑顔を向けるとグラスにシャンパンを注いで行く
注ぎ終わりしばらくすると
バーノンおじさんは戻ってきて話を続ける
A(つまらない話)
そう思いながらボーッと立っていると
ケーキがメイソン夫人の頭上に近づいていく
A「え……！？」
私が思わず声をあげるとダドリーやペチュニアおばさんがケーキに気づいてフリーズをした
A「コホン！」
咳払いをするとバーノンおじさんも気づいたのか
ケーキを凝視している
A(何とかしないと……)
そう思い考えていると
ケーキに向かって手を伸ばすハリーが
恐る恐るメイソン夫人に近づいていく
その瞬間ケーキはメイソン夫人の頭に落ちメイソン夫人はクリームまみれになってしまった
A「っ！！！！」
バーノン「もっ…申し訳ありません！！
うちの甥ですが情緒不安定で
知らない人に会うと動転するので
2階に居させたんですが…」
A「メイソンさん
嫌でなければ入浴されて行ってください
今すぐ準備致しますので」
バーノン「是非そうしていってください」
それから私達はお風呂を準備し
メイソン夫妻のアフターケアに終われ
バタバタ忙しい時間を過ごした
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作者名：Runa | 作成日時：2023年7月4日 13時
