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列車 ページ14
A｢マルフォイ……
どうしたの？｣
いつもと違う雰囲気に恐怖すら感じ
ドキドキと心音を鳴らしていると
マルフォイは私を座らせ
怪我をしている方の袖を捲った
A｢いたっ………｣
少し手が当たるだけでも激痛を感じ声を漏らす
マルフォイ｢これは何だ｣
A｢何って？｣
マルフォイ｢どうして
怪我をしているのかと聞いているんだ｣
A｢私達の家のおじさんが窓に鉄格子をはめて
出れなくしてたのを
ロン達が家に助けに来てくれたんだけど
私が最後に出たからおじさんに捕まっちゃって
手を引っ張られたの｣
マルフォイ｢手を引っ張られてこの傷か｣
A｢腫れてるだけだから大丈夫だよ！｣
私の言葉を無視してマルフォイは包帯を取ると
私の手は青紫に変色し腕はパンパンに腫れていた
A｢っ！！！！？？？｣
朝は赤くなり少し腫れている程度で
薬を塗れば治るだろうと思って放置していた
まさかこんな状況になってるとはつゆ知らず
自分自身も驚きを隠せず
オロオロしているとマルフォイはため息を付いた
マルフォイ｢ホグワーツに着いたら
すぐに医務室に行こう｣
A｢そうだね…汗｣
そういうとマルフォイは包帯を巻きなおしてくれた
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作者名：Runa | 作成日時：2023年7月4日 13時
