ポッター少女は恋をする≪賢者の石２≫ (ページ10)

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優勝寮ページ10

その時マクゴナガル先生が
スプーンでグラスを叩く音が
大広間に響き渡った

生徒が静かになったのを確認すると
ダンブルドア校長は席を立ち口を開いた

ダンブルドア｢また1年が過ぎた
今年も最優秀賞の寮を表彰したいと思う

では得点を発表しよう
第4位グリフィンドール312点
第3位ハッフルパフ352点
第2位レイブンクロー426点
そして第1位は472点でスリザリンじゃ｣

ダンブルドア校長の発表に
スリザリン生徒は歓声をあげ喜んだ

A｢やったね！｣

マルフォイ｢当然だ！｣

ダンブルドア｢よしよし
よくやったスリザリンの諸君

だがのう
最近の出来事も勘定に入れなくてはなるまい

ギリギリで得点を上げたものがいる
まずハーマイオニー･グレンジャー
冷静に頭を使って見事仲間を危機から救った50点｣

グリフィンドールは歓声を上げ
ハーマイオニーに拍手を送る

ダンブルドア｢次にロナルド･ウィーズリー

ホグワーツでも近年稀に見る
チェスの名勝負を披露してくれた
50点｣

A｢ロン凄い！｣

グリフィンドールはまた拍手を送る

ダンブルドア｢そして3人目はハリー･ポッター

その強い意志と卓越した勇気を称えたい
そこでグリフィンドールに60点｣

今度はハリーに拍手が送られる

ダンブルドア｢そして最後に
敵に立ち向かうのは大変勇気がいる事じゃが
友達に立ち向かうのはもっと勇気がいる

その勇気を称え10点をネビル･ロングボトムに｣

グリフィンドールはスリザリンを超えた喜びに
歓声をあげ拍手をネビルに送る

ダンブルドア｢さてワシの計算に間違いが無ければ
表彰式の飾り付けを変えねばの｣

ダンブルドアはスリザリンの飾り付けから
グリフィンドールの飾り付けに変えた

ダンブルドア｢ではグリフィンドールに優勝カップを｣

そういうとグリフィンドールは席を立ち
歓声をあげ優勝を喜びあった