ポッター少女は恋をする≪賢者の石１≫ (ページ5)

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蛇ページ5

A｢嘘でしょ…！？｣

ハリー｢僕蛇と話すの初めてだよ…｣

A｢あなたは人間とよく話をするの？｣

蛇は頭を横に振る

ハリー｢ミャンマー来たの？
良い所？
家族が恋しい？｣

蛇は頭で紹介板を指す
そこには『動物園育ち』と書かれていた

A｢そっか…
私達もだよ
親の顔を知らないの｣

そう言い俯くとダドリーが叫びながら
私とハリーをまたもや突き飛ばした

ダドリー｢ママ！
パパ！
見て！！！！
この蛇変な事やってる！！｣

ダドリーがそう言ってガラスに張り付くように蛇を見る

A｢いっ…た…｣

手首を捻ったみたいでうまく動かす事が出来ない

ハリー｢A大丈夫！？｣

A｢捻ったみたい…｣

そういうとハリーはダドリーを睨んだ

その瞬間ガラスが消えて
ダドリーは蛇の水槽に落ちていく

A･ハリー｢っ！！？？｣

ダドリー｢うわぁぁっ！！！！！｣

ハリー｢ふふっ｣

ダドリーがみっともなく落ちていく様に
『ざまあみろ』という言葉が浮かび
私とハリーの顔には自然と笑みが零れた

すると蛇は水槽から出て私達を見た

蛇｢ありがとう｣

ハリー｢よっ…良かったね…｣

ハリーがそういうと蛇は爬虫類館を出ていった

周りの人は蛇が逃げ出した事にパニックを起こし
動物園はかなりの騒ぎとなった

A｢ダドリー大丈夫？｣

スカッとしたのでもう良いだろうと思い
ダドリーを水槽から出してあげようと立ち上がると
ガラスが貼られていて
ダドリーは蛇の水槽に閉じ込められていた

A｢なんで！！？｣

ダドリー｢パパ！！ママ！！｣

A｢バーノンおじさん！！
ダドリーが！！｣

その叫び声にバーノンおじさんと
ペチュニアおばさんが駆け寄ると
蛇の水槽に閉じ込められているダドリーを見た

ペチュニア｢きゃぁぁぁぁぁ！！！！

ダドリー坊や！！
どうして中にいるの！？｣

ダドリー｢ママ助けて！！！！｣

A｢飼育員さんを呼んできます！！｣

バーノン｢早くしろ！！｣

私はバーノンおじさんに怒鳴られると
飼育員を呼びに行きダドリーは無事蛇の水槽から
出してもらう事が出来た

この状態に誕生日所では無くなり
私達は家路へと急いだ