ポッター少女は恋をする≪賢者の石１≫ (ページ20)

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大人買いページ20

ロン｢僕ロンって言うんだ
ロン・ウィーズリー｣

ハリー｢僕ハリー！
ハリー・ポッター

この子はA・ポッター｣

ハリーの自己紹介にロンは目を見開いた

ロン｢じゃあ本当なんだね
それじゃあ君達本当にあるの？
あれ｣

A｢あれってなに？？｣

ロン｢傷跡…｣

ロンは周りの目を気にしながら静かに呟いた

ハリー｢あぁほら！｣

ハリーは前髪を上げて傷跡を見せる

ロン｢君は？？｣

A｢私はここに！｣

鎖骨をチラッとロンに見せると
ロンは顔を赤らめ視線をそらした

ロン｢すっすごい！/////｣

ハリー｢Aの傷は
男の子にあまり見せない方がいいかも｣

A｢どうして？？｣

ハリー｢どうしてって/////｣

ハリーが返答に困っていると
機内販売のカートが私達の席へと回ってきた

店員｢坊ちゃんたち何かいかが？？｣

ロン｢僕はいいや
自分のがある｣

そういって持ち出したのはパンのようなものが
ぎっしりと詰まっている袋

A｢飲み物はありますか？？｣

店員｢ありますよっ｣

ハリー｢ぜーんぶちょうだい！｣

A｢えっ！？｣

ロン｢うわぁ…｣

これが世で言う大人買いというものなのか
コンパートメントには沢山のお菓子が置かれた

ハリー｢バーティボッツの百味ビーンズ？｣

ロン｢いろんな味があるんだ

チョコにペパーミントだろ？
えっとそれからほうれん草レバー臓物味！｣

A｢あまり美味しくなさそうなものも
交じってるんだね…｣

ハリーが買ってくれたミルクティー飲みながら言うと
ハリーはビーンズを吐き出した

ロン｢ジョージは鼻くそ味に
当たったことがあるってさ！｣

ハリーは次のお菓子を食べようと箱を手にした
その箱にはカエルチョコレートと書いている

ハリー｢本物のカエルじゃないよね？｣

ロン｢魔法だよ
カードのおまけが付いてるんだ
有名な魔女や魔法使いのカード
僕500枚も集めたよっ｣

A｢すごいねっ｣

カエルチョコ｢ゲコッ｣

ハリーが箱を開けると中からは
チョコレートの色をしたカエルが出てきて
窓へと飛び移った

ロン｢逃げちゃう！｣

ロンの言葉通りカエルチョコは窓から外へと逃げだした

ロン｢あ～あ
ついてないね
あいつらすぐに飛んで行っちゃうから｣

ハリー｢ダンブルドアだ！｣