32話 ページ32
ん〜！！
初夏の風がそよっと吹く、この陽気。
そんな気持ちいい昼下がりは、自然の真ん中で伸びをする。
崇「あっ、とと…。」
伸びすぎには注意やで？
背中に背負った野菜が転げ落ちるとこやった…。
やって、背負ってるのは
「おじいさんが山へ芝刈りに」使うような籠やもん。
その中にはたくさんの野菜がごろんと。
案外重いんやけど、フミばぁの笑顔を見る為なら！
・
フミばぁの家
家の前に着くと、縁側の方から声が聞こえてくる。
？「そうかい。よかったねぇ〜。」
？？「うん。ありがとう、おばあちゃん。」
あ、最初の声はフミばぁや。
フミばぁの話し相手の声、女の子みたい。
でもなんか…、聞いたことあるような…。
俺は、縁側の方に行ってみる。
崇「こんにちは、フミばぁ〜。
野菜いっぱい取れてん。お福分けしに……。」
フミ「あらぁ、たかちゃん。
孫と話してて気づかんかったわい。
いつもありがとうねぇ〜。
ほれ、【ご挨拶しぃや？】」
え、嘘やろ…。
な、なんでここに！？
しかもフミばぁ、さらっと孫って言った！！？？
ま、まぁまずは挨拶やな！！
崇「【こんにちは……、
・
"芦屋さん"】。」
A「！！」
そう、縁側でフミばぁと話していた人は芦屋さん。
当の本人も、俺が来たことに驚いたみたいやったけど、
それ以上に、俺が____ができることに
さらに驚きを隠せなかったみたいやった。
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あきおーはま(プロフ) - まいまいさん» コメントありがとうございます！完結まで頑張りたいと思います！！ (2018年5月29日 19時) (
レス) id: 071471cc89 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい - 頑張って下さい。!!(⊃ Д)⊃≡ﾟ ﾟ (2018年5月29日 11時) (レス) id: 46ed081ddd (このIDを非表示/違反報告)
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