29話 ページ29
と言っても…
今更になって気づく。
会って話がしたいと思っても、
彼女に意思表示する手段が無い。
なんで、あの時連絡先交換しなかったのやろ…
後悔でいっぱいの放課後。
担任「�霤帖△海貎Π�室に運んでおいてくれ。」
崇「あ、はーい。」
今日俺は日直。
放課後の仕事は基本仕事が少ないんやけど、
要領が悪かったのか、もう既に教室に人気はなかった。
それで頼まれた、資料運び。
案外重いんやけど！
しかも、ここから職員室まで遠い…。
・
それにしてもどうしよ？
あ、芦屋さんのことな？
芦屋さんのクラスに行って直接って聞くのもアリやけど、
困らせたらあかんし…
やからって、タイミングを見計らってとかやと、
一生会えんかもやし…
芦屋さんのことを考えると、
頭の中がぐるぐる渦巻く感覚に陥ってしまう。
それが仇となって…
崇「うぅわぁぁぁあ！！！」
すってーーん！！
崇「いててて…もう！」(泣)
考え事しながら歩いちゃあかんな。
前見てなくて、思いっきりコケて、
持ってた資料がぶしゃあーや…
とほほ…
急いで拾って、職員室に届けな！
そう思って、ササっと資料を集め始めた。
その中…
パラ…。
崇「え……？」
誰かが資料を拾ってる姿が俺の視界に入ってきた。
それに気づいて顔を上げるとそこには…。
崇「あっ……。芦屋…さん。」
A「……。(ニコッ)」
そう。
俺がさっきまで想ってた人が…
目の前におって、
落とした資料を拾ってくれていたのだ。
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あきおーはま(プロフ) - まいまいさん» コメントありがとうございます！完結まで頑張りたいと思います！！ (2018年5月29日 19時) (
レス) id: 071471cc89 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい - 頑張って下さい。!!(⊃ Д)⊃≡ﾟ ﾟ (2018年5月29日 11時) (レス) id: 46ed081ddd (このIDを非表示/違反報告)
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