19話 ページ19
初めて数学を教えてもらった次の日。
俺はまた図書館に行った。
また、芦屋さんに会えるといいなぁ
って言う淡い期待を持って…
崇「あ、おった。」
やっぱり。
昨日座った席の向かい側には
黙々と勉強している芦屋さんの姿があった。
近づいてくるのに気がついたのか、彼女は顔を上げ、
少し驚いたようやったけど、
ニコッと微笑んで会釈してくれた。
ドキッ！
あぁ、俺は芦屋さんの明るい笑顔に弱いみたいや。
また、とくとくと胸が高鳴り始める。
はっ、こうやって突っ立てるわけにもいかへんな。
そう思って、昨日座った席に座った。
彼女は少し不思議そう。
俺はふぅと息を整えて、
崇「あ…。芦屋さん、これ…。」
意を決して、あるものを取り出した。
俺が差し出したのは、小さいタイプのお茶。
昨日のお礼も兼ねて、ここに来る前に買ったきたんや。
好みはわからへんかったから、無難にお茶…。
あとは…
『昨日はありがとうございました！
これ、昨日のお礼です。
よかったら、飲んでください！ �霤帖�
こんなことを書いた付箋を添えて…。
喜んでくれるかな…？
書いた付箋を読んでくれた芦屋さんは、
嬉しそうな笑顔を浮かべてくれて、
口パクで「ありがとうございます」と言ってくれた。
ホッ。よかった〜〜！
俺は胸をなでおろした。
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あきおーはま(プロフ) - まいまいさん» コメントありがとうございます！完結まで頑張りたいと思います！！ (2018年5月29日 19時) (
レス) id: 071471cc89 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい - 頑張って下さい。!!(⊃ Д)⊃≡ﾟ ﾟ (2018年5月29日 11時) (レス) id: 46ed081ddd (このIDを非表示/違反報告)
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