15話 ページ15
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俺は、集中して数学の課題を進めていたんやけど…。
んぁ〜、わからへん！
俺は、この世で数学が大の苦手やねん。
特に図形問題なんて、ちんぷんかん。
俺は、うがぁーっと頭をぐしゃぐしゃした。
途方に暮れているいると、突然、何やら視線を感じた。
視線を感じた方に目を向けると…。
崇「あ…。」
向かいに座る芦屋さんが俺を見てクスクス笑っていた。
やば…。幼稚なところ見せてもうた。カッコ悪い…。
崇「あ、すんません…。迷惑ですよね？」
そう小声で言うと、
芦屋さんは何か思いついたかのように、
付箋に何かを書き出した。
書き終えた彼女は、それを俺に差し出した。
崇「え…。」
そこには…
A『数学ですか？
私、得意なんでよかったら教えましょうか？
ごめんなさい、お節介ですよね…。』
と、綺麗な字で書かれていた。
崇「えっ！？ええんですか？」
そう言うと、彼女はこくんと頷いた。
これ…。夢ちゃうか？？
と思いながらも…
俺も、持ってたルーズリーフに問題を書いて、
崇『ほんまに助かります！
数学苦手なもんで…。』
と添えて、彼女に渡した。
彼女はその問題を見た瞬間、
OKサインをしてくれて、スラスラと問題の下に解答を書き始めた。
すごいなぁ、こんなの解けちゃうなんて…。
あと、今起こってる出来事が未だに信じられず、
高揚してしまっている自分がいた。
ー☆ー☆ー
これからの表記について
『』：筆談での会話、《》：LINEでの会話でお送りいたします。
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あきおーはま(プロフ) - まいまいさん» コメントありがとうございます！完結まで頑張りたいと思います！！ (2018年5月29日 19時) (
レス) id: 071471cc89 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい - 頑張って下さい。!!(⊃ Д)⊃≡ﾟ ﾟ (2018年5月29日 11時) (レス) id: 46ed081ddd (このIDを非表示/違反報告)
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