45話 ページ45
照・淳「「はまちゃん、
やるやーーーん！！」」
崇「そ、そうか？」
その日のお昼。
いつも通り、
照史と淳太と俺の机を囲んで各々のご飯を広げた。
そして、昨日のことと今朝のことを話したんや。
もちろん、芦屋さんのこと。
淳「はまちゃん、よく考えてみ？
あんな頑なに喋らない高嶺の花がなんで、
地に根付く雑草みたいな奴に心開いているのか。」
崇「それ、褒めてんの？
なんか、無性に傷つく感じがすんねんけど。」
照「まぁまぁ、これが淳太の褒め言葉なんよ。
ほんまは図書館案件からはまちゃんに先越されて、
悔しくて仕方ないんよ。←小声」
崇「え、そうなん？」
淳「照史何か言った？」
照「何でもあらへーん♪」
淳太の言葉は褒めてるのか、
それとも貶してるのかどうも掴めないけど、
改めて考えてみる。
そう言えばなんで、図書館勉強の時は、
一緒にいてくれたのか。
なんで、俺だけには話してくれたのか。
自分の過去まで。
それから、
図書館勉強の案件から、一緒の電車になることがなく、
会う頻度が少なくなっていたのに、
今日は何故俺がいつも乗る電車に乗っていたのか。
あと…。
どうして、自ら俺のところに来てくれたのか。
崇「なぁ、どういうことやろ？」
照「それは、はまちゃんが考えや。」
淳「一応は、はまちゃんが誰よりも
一歩リードしとるんやから。
誰かに追いつかれんようにし？」
崇「あ、おん…。」
俺の胸にはびこる気持ちは、
実際のところ正直まだよくわからんけど、
とにかく今は芦屋さんに誰よりも近づきたい。
その想いでいっぱいだった。
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あきおーはま(プロフ) - まいまいさん» コメントありがとうございます！完結まで頑張りたいと思います！！ (2018年5月29日 19時) (
レス) id: 071471cc89 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい - 頑張って下さい。!!(⊃ Д)⊃≡ﾟ ﾟ (2018年5月29日 11時) (レス) id: 46ed081ddd (このIDを非表示/違反報告)
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