24 ページ24
「くっ…！」
そして、治のキーパー技を破り、ゴールに入る。
え、入った…？
「っA！すごいよ！」
『…』
「A…？」
安心感と共に全身が脱力していく。
あれ、可笑しいな。そう気づいたのも遅かった。
もう既に私の体は倒れていた。
必殺技の出しすぎ？それとも慣れないことばかりしたから？
「A」
「おやすみ」
あれ、ここに居るはずのないアフロディがいる。幻覚かなあ
まあいいや、今はお言葉に甘えて寝させてもらおう。
『ごめん、てるみ』
ん、まで言おうとしたがどうやら睡魔に耐え切れなくなった私はそのまま眠ってしまった。
「はあ、全く、無茶するんだから…」
「…君は？」
「僕のことは後々、彼女から聞いて。ちょっとAを借りるね。」
「っ待て！」
急に僕たちの前に現れた彼は、Aを世間で言うお姫様抱っこ、をして、永世学園のスタジアムから出て行った。俺たちは彼の跡を追おうとすると、曲がり角の先に彼はいなかった。
Aが彼の名前らしきものを呼んでいたことから、知り合いというのは分かった。それに彼の顔も見たことがある。確か、世宇子学園の亜風炉照美だ。
ただ、俺が気になるのはこの胸のモヤモヤだ。
別にAがいなくなるわけじゃない…のに。
どうして、こんなにも不思議な気持ちなんだろうか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 138人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Mahta(プロフ) - 夢主たん、ダイジョブよ！皆多分優しいから！ (2018年12月15日 11時) (
レス) id: 7a57e948cf (このIDを非表示/違反報告)
Tena_unknown(プロフ) - 穂希さん» すみません、先程修正致しました。ご指摘ありがとうございます！ (2018年11月23日 21時) (レス) id: f0d03d2d32 (このIDを非表示/違反報告)
穂希 - Tena_unknownさん» 読み始めさせて頂きました。風介の一人称は私ですよ。 (2018年11月23日 14時) (レス) id: b13709190e (このIDを非表示/違反報告)
RUA(プロフ) - ありがとうございます！！ (2018年9月24日 16時) (レス) id: ff97c3e8e5 (このIDを非表示/違反報告)
Tena_unknown(プロフ) - かなさん» エッ本当ですか…！それでは申請の方承諾しておきますね！ (2018年9月24日 16時) (レス) id: f0d03d2d32 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Tena_ | 作成日時：2018年8月22日 17時
