vampire ― Rinu

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さとみ｢久しぶりだね……テスト勉強はどう？ちゃんと出来てる??｣






あの時見た冷たい顔を思い出し身体が強ばる





(人1)｢……え…あっ…はい!!友達と勉強してます……｣



怖くて先生の目を見られない





さとみ｢友達……ねっ………最近赤髪の子見てないけど何かあったの??｣




(人1)｢えっ？？｣



なんで莉犬くんと私がいつも一緒にいたこと知ってる…？


その時初めてさとみ先生の目を見た




さとみ｢(人1)ちゃんと一緒にいる…莉犬…って生徒今何してんだろうね｣



(人1)｢もしかして…先生何か知ってるんですか？………莉犬くんが学校に来ない理由知ってるんですか!?｣





先生の言葉はいかにも 自分は莉犬くんが何をしているのか知っている…というように私には聞こえた





莉犬くんが何故来ないのか知れるなら怖くても聞き出したい………と思った。





さとみ先生は私に近づき 知りたい? と耳打ちした


その言葉に首をゆっくり縦に動かすと、



分かった と言って私の腕をつかみ別館の校舎へ入っていった

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