愛しい愛しい幼馴染さん【赤井秀一】 (ページ38)

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番外編～Happy Halloween2 ページ38

降谷side

今日はポアロのバイトの日。行かなくては…。

「おはようございます、梓さん、春薫さん。」

梓「おはようございます、安室さん！」

春薫さんの方を見ると顔を赤くして固まっている。

か、可愛いすぎる…。しかも小悪魔のカチューシャ

とか余計に可愛いすぎる…。

あ、着替えなくては…。梓さんから渡された

ヘアピン…？え、これは流石に恥ずかしくないか？

しかし、これも仕事だ…任務だ…。

ぬかってはいけない。

ポアロのエプロンをつけ、更衣室にある姿見を

見ながらヘアピンを付け、彼女らの方へ向かった。

透「どうですか？似合いますか？」

『とっても似合ってますよ。』

やっと話してくれた…。でも小悪魔はずるい。

俺は浮かれた脳を冷やすために、店内の

装飾を手伝った。
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店内の装飾を終え、声をかけようとしたら

外で2人がかぼちゃを持ちながら笑いあっていた。

「可愛い…抱きしめたい…ﾎﾞｿｯ」

1人店内で呟いた声は誰にも届かなかった。

カランコロン…

『安室さん…開店しますよ？』

気づいたら目の前に春薫さんがいた。

「は、はい！」
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日が暮れて夕方になった頃…

子ども達「「「とりっくおあとりーと！お菓子を

くれなきゃイタズラするぞ～！」」」

仮装した大人数の子供たちが来店した。

梓「きゃ～それは大変だ！お菓子渡すから

許して～」

子どもたち「「「わーい！！/許す！！」」」

『お菓子だよ、どうぞ？』

子ども「「「ありがとう、お姉さん！ばいばーい！！」」」

梓「子ども達喜んでくれたね！」

『そうですね…可愛いかったな…』

透「春薫さんの方が可愛いですよ…ﾎﾞｿｯ」

『え？何か言いました？』

透「いえ、何も？」