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『あ、ぁの……！
そ、その落とし物……からふるな……みさんがっていいました……？』
「？
あ、うん……サリーが落としちゃったらしいんだけど…
…！も、もしかして……見覚えあるの！？」
『えと、あの…、その……！』
「あー、明星くん？
ちょっと、落ち着いて……
えーと、Aちゃん、詳しく聞かせてもらえるかな…？」
『あ……、はい…！
えっと、道に迷って色んなところをまわったときに……
その、これ……』
そう言って、私は道で拾ったカラフルなミサンガを2人に見せる
「！！
これ！これだよ！サリーが探してたの！」
『あっ、本当ですか…？
よかったです…！
……私も似たようなミサンガを持っていたもので………
…誰かの落とし物かもしれないって思って、あっちゃん……友達と会えたら落とし物を預けに行こうと思ってたんです。』
「そっか〜！ありがとう！拾ってくれて！」
『えへへ………
えっと……その、さりーさん…？の落とし物が見つかったならよかった……です……』
⁇「お〜い！スバル〜！」
⁇「明星くーん！！」
⁇「明星！！」
「あっ！
みんな！」
⁇「明星、こんなところにいたのか
……ところで、見つかったか？衣更の落とし物は…」
あわわ……ま、また知らない人……たぶん明星さんの知り合い……なんだろう
よ、よくわからないけど、早く帰りたい……！！
「あっ、うん！サリー、これでしょ？」
⁇「あ！それだよ！ありがとな、スバル！！
ところで……どこで見つかったんだ？」
「あっ、うーんと、俺が見つけたんじゃなくて、拾ってくれた子がいたんだよねー！
そうそう、この子が拾ってくれたんだ〜！ほら、すみぺ！自己紹介！」
『ふぇぇっ……！！？？』
な、なんと唐突な……！！
いや、ここは逃げるな、私……！！頑張れ、私……！！
『っあ、えっと、し、志美津A…です……！！』
はぁ〜……よかった〜……ちゃんと言えた……！！
「っえ……！！？？A……！？？」
安心したのも束の間、次の瞬間、赤紫っぽい髪色の人が目を見開いてこちらを見ている
えっ！！？わ、私…！？な、なんかしたかな……
でもこの人、どこかで見たような……？
「すみれ！
俺だよ！衣更真緒！聞き覚え、ないか……？」
いさら、まお……？
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作者名：葉っぱくん | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Guuino3/
作成日時：2021年12月28日 18時
