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⁇「何、してるの?」
出口を探そうとしたとき、茶髪の肩にかかるぐらいの髪の長さをした美人さんが現れた
首には、スタッフのする名刺みたいなものをぶら下げていたため、おそらく関係者なのだろうとわかった
まさかの本当に鉢合わせしてしまった
私は悪いことをしてしまったという罪悪感で少し目が潤んで泣きそうになった
『……っあ…………〜〜っ…』
⁇「えっ、!?あっ、ちょ……な、泣かないで……!ご、ごめんね怖がらせちゃったよね……!」
その茶髪の美人さんは、突然泣き出した私を見てあわあわしていた
そりゃそうだよね、突然目の前で流れたら困るもん……なんだか、申し訳ないな…………………
⁇「……泣き止んだ?
………ごめんね…!怖かったよね、…?」
と茶髪の美人さんは私を心配そうな顔で見つめた
…すごい優しい人だな……
『……ぐすっ………
……だ、だい、じょうぶ、です………
…その………ご、ごめんなさい…………!』
⁇「……え…?
…あ、そっか、ここ関係者以外立入禁止区域なんだった……
…………ええっと……貴方、名前は?」
『…ふぇ…?
……えっと……、志美津A……です…』
⁇「そっか、Aちゃん………いい名前だね……!!」
『……えっ?』
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作者名:葉っぱくん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Guuino3/
作成日時:2021年12月28日 18時