それは、始まりの__ ページ20
「あっ…!!!
ユイユイ……!!!!!
ユイユイだ〜……!!!
どこ行ってたの…?ライブ中はそりゃ楽しかったけど、隣にユイユイが本当はいるはずだった空間に本人がいないっていうのが………もうどうしようもなく、寂しくて………とりあえず、心配したんだからな!!!」
そう言ってあっちゃんは、私を見つけるとすぐさま駆け寄って、心配そうにこちらをみつめる
見た目より、かなり寂しがりやなあっちゃんは、マシンガントークで喋りだす
『もう……、あっちゃんってば………
…でも、………心配、かけたよね…?ごめんなさい
ていうか……、いつまで、そのあだ名なの………
私の名前、志美津Aだよ…?
いつまで、昔の苗字のあだ名で呼んでるのやら……』
「うわーん!ユイユイに飽きられた〜………しゅん…(´;ω;`)」
『ふぇっ……?そ、そんなことないよ…!!飽きられたって……そんなわけないもん!
私があっちゃんを嫌いなんて、そんなのありえないから…!』
「………演技なのになぁ……?
オレオレ詐欺にあったら、絶対騙されるよ…?
あっちゃんてば、心配〜……
でも、そんなぴゅあぴゅあなユイユイが私の大好きな親友だぞ!」
『もう…、そんなことぐらいちゃんと、見破れるもん…!
……多分。』
「ん〜………めちゃ、心配でっせ、われは!!
……でも、ユイユイ、ライブ終わってから楽しそうっていうか………なんか、あったの?」
『……うん!
あったよ、いいこと。
新しい夢、見つけられたから』
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作者名:葉っぱくん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Guuino3/
作成日時:2021年12月28日 18時