貴方に今日は【d!】

2。° ページ42

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「うぇ!?な、なんやねん…!」

胸に手を当てて呼吸を整えている。
『びっくりした?』と悪戯に笑えば、「敵わなへんわ」と笑顔を見せた。その反応に貴方が満足し部屋を出れば、「ほんま敵わへん…」と座り込む彼がいたとか。



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「ふーん…俺はAの事大好きだよ?」

さらりと告白される…が。
驚く貴方にぷっと吹いて、「冗談だよ?」とにこりと笑う彼。どうあがいても確信犯だ。貴方が言葉に詰まるのを見て、「俺の勝ちだね」とそっと貴方の手に口付けた。



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「うな…!?なんですか、もう…!!」

猫を思わせる様な悲鳴。
真っ赤にして振り向く彼に『本気にした?』と問えば、「貴方って人は」とじっと睨まれる。そんな赤面に涙目で言われても、更に愛しくなるだけだ、なんて。そんなのは秘密に決まってる。



shp
「からかわんといて下さい!」

がうがうと吠える犬のよう。
『ごめんね』と頭を撫でれば、「そういうのずるいって言われません?」と目をそらす彼。赤い果実の様な顔を見せまいとする彼が可愛くて、貴方は幸せそうに微笑んだ。



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「先輩嘘つくの下手ですね?」

にやにやと笑う新人君。
何の事、と知らん顔すると「そういう所、ほんま可愛いです」とぐいっと顔を近づける彼。厚い眼鏡の奥が怪しく光り、正しい答えを求める声が耳に届けば、貴方は白状するしかなかった。








解説ﾓﾄﾞｷ。
リクエスト2回目、なのはな様ありがとうございます！また何かあればお気軽に！

確信犯な貴方と鵜呑みにしそうな我々のお話。でも逆手にとる人もいそうね、なんてイメージで。

新人の名前なんてかけばいいんですかね。
とりあえずシャオちゃんみたいにしてみました。いい案があれば是非。
性格掴めてませんが、ぐいぐい来る感じに思えたので、これで(白目)

貴方の側で。→←貴方に嘘告を。°

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