あれ?と言う事は… ページ11
「えっと…」
そんなに赤い顔してると食べちゃうよ?
「君は私の事好きかい?」
「私は…」
しばらくじっと考えていた。
やがてゆっくりと私の方を向いた。
「多分…太宰さんの事が好きです⁄⁄⁄」
「多分?」
多分だって?
鈴を引き寄せて其の赤い頬に指を這わせた。
「会ってそんなに経ってないし…まだ知らない事沢山あるからですよ?」
「ねぇ、私は君の事が会った瞬間からずっと好きだったよ」
ゆっくりと鈴の唇に私の唇を重ねた。
我慢してたのだし良いよね?
さて、どんな顔をするだろうか?
「ッえ…!」
手を頬に当てて上目遣いで私を見る鈴。
「何それ、可愛い」
真っ赤な顔を必死で鈴は覆っていた。
「恥ずかしいんですっ…んっ!」
私は可愛い事を言う彼女の唇をまた塞いだ。
「太宰さっ…んっ」
「ねぇ、私の事は好きかい?」
唇を塞いでいるから喋れない鈴に悪戯に聞いてみる。
「好き、ですから!」
ようやく唇を離すと鈴がそう言った。
「…もう一回キスしても良いかい?」
「ッ!」
チュッ…
「えっ!」
真逆鈴からしてくれるなんてね。
鈴を抱き寄せる。
「はぁっ…可愛い!」
「あっ!」
「ん?どうしたんだい?」
鈴が真っ赤な顔で固まっていた。
「太宰さんが猫だったって事は一緒に寝たりお風呂に入ったりしたって事ッ!?」
「勿論」
いやー、何回も見たねぇ。
「う、そ…」
「大丈夫だよ、私の未来のお嫁さん」
チュッ…
「もう!」
「ふふっ、好きだよ」
「…私もですよ」
此れからも大切にするからね?
ーーー
猫になったら拾われたを見て下さり有難うございます!
此れで完結です。
結構下手な文章ですみません!(;´∀`)
コメントと★とお気に入り登録して下さった方有難うございます!
とっても嬉しかったです!
最後まで読んで下さった方も有難うございます!
是非他の作品も読んでみて下さい。
太宰幹部、ご指示を
ーーー
その後…
私の姿が猫になる事は無かった。
もしかしたら鈴と会う為だったからかも知れないね。
「鈴」
「何?どうしたの?」
隣の鈴が微笑みながら私の方を向く。
隣に居たいと願った彼女が側に居る事が嬉しい。
「ふふっ、愛してるよ」
「私もよ」
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彼岸花(プロフ) - 有難うございます!更新遅くならないようにしますね! (2017年6月10日 13時) (レス) id: 81cc73b64b (このIDを非表示/違反報告)
小豆 - 面白かったです!これからも更新頑張ってください! (2017年6月10日 10時) (レス) id: ce2af6657d (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花(プロフ) - 白夜の幻想者さん» 有り難うございます!そう言ってもらえると嬉しいです (2017年5月21日 8時) (レス) id: 81cc73b64b (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花(プロフ) - 夏さん» 頑張って書きますね!コメント有り難うございます! (2017年5月21日 8時) (レス) id: 81cc73b64b (このIDを非表示/違反報告)
白夜の幻想者 - 面白いぃぃぃぃ!!(ΦωΦ)更新がんばって! (2017年5月21日 8時) (レス) id: 55b7b486eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彼岸花 | 作成日時:2017年5月14日 18時