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『スネイプせんっ…せ…セブルス先生…』
ファーストネームで呼べばやっと我に返ったのか動きを止めた。
セ「…ブラックを呼ぶ声も顔も気に食わん」
がぶりと食べるようにスネイプ先生は私の唇に噛み付いた。
息が苦しい、こんな事するなんて思わなかった。
『セブルス先生っ…セブルス、やめて』
息を吸いながら呼びかける。
暖かくて麻薬のようだ。
抱かれる手も身体も全部がスネイプ先生に取られてしまいそう。
セ「嫌だ…ふっ、お前がこんな顔をしているのをブラックに見せたら悔しがるだろう」
やっと離れたスネイプ先生の顔を見ればギラギラと瞳は私を狙っていた。
まるで捕食者に狙われる兎のようだ。
また頬に手が置かれビクリと身体が揺れる。
セ「随分と間抜けな顔をしているぞ」
『スネイプ先生のせいっで、んっ！』
チュッと軽いリップ音をたたせてまたスネイプ先生が私に口づけた。
セ「聞こえんな」
『スネイプ先生がっ…』
今度は深く口づけられる。
セ「私の名を呼ぶのは嫌か？」
勝手に私の身体を蹂躙している癖に、今更何を言うんだ。
『…セブルスって呼んで欲しいならそう言って下さいよ』
セ「…呼ばせてやろう」
一瞬先生が目を見開いたが直ぐに笑われた。
この人の名を呼んでは戻れない気がした。
どこか嫌な予感と共にもう一度彼の名を呼ぶ。
『セブルス先生、こんな事してバレたらどうするんです？』
セ「私はダンブルドアから殺されかねんな」
フッとセブルス先生は諦めたように嘲笑した。
『言いませんよ…。セブルス先生にはいてもらわないと困ります』
ハリーを救うにはセブルス先生が必要不可欠である。
セブルス先生はきゅっと眉をひそめた。
セ「…気に食わん。お前は襲われたんだぞ？」
『えぇ、でもスネイプ先生…あー、セブルス先生は私の事を心配してくれたんですよね？』
ギロリとスネイプ先生と呼ぶと睨まれる。
もうセブルス先生と呼ばないと怒られるらしい。
セ「私は今から襲う事も出来るが、それがお望みかね？」
どうやら答えが違うらしい。
『…じゃあ何故？』
セ「分からないか？」
『えぇ、だってセブルス先生が私の事を好きなんて事は…え？』
顔をそらされた。
『セブルス先生！？ちょっと、答えて下さいよ！』
セブルス先生は服を整えて私の顔を見ずに出て行ってしまった。
何だったんだ、気になるだろう。
『否定してよ…』
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彼岸花(プロフ) - セナさん» ありがとうございます。続き更新していきますね！ (2022年3月3日 12時) (
レス) id: faf1357482 (このIDを非表示/違反報告)
セナ - 本当にこの物語面白いくて大好きです！彼岸花さんの無理のないよう、続きを待ってます！！( ´∀｀) (2022年2月20日 16時) (レス) @page36 id: 267bff52f8 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花(プロフ) - セブラブさん» ありがとうございます。もう少ししたら更新する予定です(^^)/ (2021年4月29日 23時) (レス) id: faf1357482 (このIDを非表示/違反報告)
セブラブ - この物語大好きです！続き待ってます！ (2021年4月22日 21時) (レス) id: c2a3af8909 (このIDを非表示/違反報告)
きょう - すごく面白いです！！ 続き楽しみにしてます♪( ´▽｀) (2021年4月16日 2時) (レス) id: 1bbac6ee91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸花 | 作成日時：2021年2月22日 23時
