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ハー「信じられない！この記事！」
バサリとハーマイオニーに見せられた記事は私がハリーにキスをしている記事。
これは、私達が撮られてしまっていたのか。
『嗚呼、気にしなくてもいいんじゃない？』
ハリーには想い人が出来るし、玉砕するけれど…。
その意味では私の存在は余り良いものではないが。
ハ「香、シリウスとはどうなの？」
『どうって？』
横でロンが何か小包を開けていた。
ロ「何これ？」
ロンが広げて見ればドレスローブだった。
ロ「…これドレスだよ。ジニーのじゃないか？」
ジニ「そんなの着ないわ、古臭い」
『ロン、それドレスローブよ』
ロ「ドレスローブ？何で？」
その答えはマクゴナガル先生の授業で嫌と言う程分かる筈だ。
？「あのさ、僕と踊らない？」
朝からこの言葉を何回聞いただろうか？
『ごめんなさい。私、踊れないの』
超のつく程踊りは下手なのだ。
更に言えば、私は行きたくない。
？「やっぱりハリーとの記事は本当なの？」
皆ハリーとの記事を信じているのだろうか？
『違うわ。ハリーは大切だけど、そうゆう関係ではないの』
丁重にお断りして私は帰ろうとすればまた誰かに捕まった。
何故私なんかを誘うのだ。
やっぱりダンブルドア先生の孫だと誘いたいのかな？
それにしてもきりがない。
『もういや…ダンブルドア先生となら踊りたいわ』
ため息が溢れて私はそっと隠れながら部屋に帰る。
シ「香！」
自分の部屋には先客がいた。
『シリウス？貴方、もう逃げなくて良いの？』
シ「嗚呼、大丈夫だよ。それにしても物が少なくないか？」
内心ギクリとするがシリウスは何気なく言っているようだった。
『他の部屋もあるからよ』
シ「他の部屋にも？」
『うん』
紅茶を淹れてティーカップをシリウスに渡す。
シ「香、私と踊らないか？」
『シリウス、ごめんね。私、踊れないのよ』
冗談でも嘘でもなく踊れないのだ。
それに、シリウスと踊ったらありもしない記事も出るだろう。
シ「え？私が教えるさ」
『…皆にそう言って断ったから踊らなくても良いのよ』
シ「私は香と踊りたいんだが、駄目かい？」
『…うん、ごめんなさい』
実の所相手を決めているのだ。
シリウスと踊ったら多分新聞に書かれるだろうし、何も書かれなそうな相手を。
シ「もしかしてスネイプと踊るのか？」
『へ？いや、違うよ。ちょっと、相手がいるのよ』
その相手にまだ了承を貰ってはいないけれど…。
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彼岸花(プロフ) - セナさん» ありがとうございます。続き更新していきますね！ (2022年3月3日 12時) (
レス) id: faf1357482 (このIDを非表示/違反報告)
セナ - 本当にこの物語面白いくて大好きです！彼岸花さんの無理のないよう、続きを待ってます！！( ´∀｀) (2022年2月20日 16時) (レス) @page36 id: 267bff52f8 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花(プロフ) - セブラブさん» ありがとうございます。もう少ししたら更新する予定です(^^)/ (2021年4月29日 23時) (レス) id: faf1357482 (このIDを非表示/違反報告)
セブラブ - この物語大好きです！続き待ってます！ (2021年4月22日 21時) (レス) id: c2a3af8909 (このIDを非表示/違反報告)
きょう - すごく面白いです！！ 続き楽しみにしてます♪( ´▽｀) (2021年4月16日 2時) (レス) id: 1bbac6ee91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸花 | 作成日時：2021年2月22日 23時
